雨はどうやら止んだが、曇り空の日曜日。
まだ喉も鼻もぐずっている。
咳き込んだりしないよう、薬を服み、
のど飴、点鼻薬などをバッグ詰め込んで
県民ホール六階のレストラン、英一番館へ。
楽しみにしていた「朗読三昧」。
金田賢一さんと丸尾めぐみさんによる
朗読と音楽のユニットだ。
とてもシンプルなのだが、聴くたび、
良質のエンターテイメントとして
どんどん洗練されていくことに、驚き、感心する。
本日はミュージシャン、中村裕介さんも参加。
「横浜市歌ブルースバージョン」
「横浜ホンキートンクブルース」
「丘の上のエンジェル」
を、聴くことができた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/41/5dfcf6e959e5600087eb7a8f958c51b0.jpg)
メインの朗読は、
「鴎外はなぜ横浜市歌を作ったのか」
「天使はブルースを歌う」
鴎外とはあの文豪、森鴎外のこと。
横浜市歌はこの方が作詩している。
そのいきさつを、鴎外の名作「舞姫」
にからめ、「恋の歌」に変えてしまう
という朗読作品の妙。
この詩に中村裕介さんが別の曲をつけた
「横浜市歌ブルースバージョン」は
私、正直言って本物の市歌より好きだなあ。
曇り空の横浜港を見渡すレストランには
ぴったりだったし。
さて、もうひとつは、
私のノンフィクション作品
「天使はブルースを歌う」から
根岸外国人墓地にまつわる秘話だけを
取りだし、書き下ろした朗読バージョン。
朗読は普通、ひとつの話が30分までなのだが
これは40分という異例の長さ。
話の中には四人の人物が登場するが、
すべて彼らのセリフで構成されている。
「けっこう、気力がいるんですよ、
これをやるのは」
と、金田さんに言われたことがある。
で、どこか無駄なところはないかと
この日は一言一句、耳をそばだてるようにして聴いた。
削れるところがあったら提案してみようかと。
しかし、朗読というのは動きがない分
一語一語、丁寧に、寸分も気を抜かずに
言葉を発してくださっているのだと、
あらためて認識した。
これだけ大切に言葉を伝えてくださっていると
いまさら一語も抜けない。
我が作品をここまで育ててくださった
金田さん、丸尾さんに心の中で万謝。
「朗読三昧」のFB
https://www.facebook.com/roudokuzanmai/
6月5日にはCDも出るそうですよ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/5c/e24375b72e8356cd89dab060429f0966.jpg)
さて、広いレストランに補助席まで出た
満員の会場には、このあと、お喋りでも
していきたい人が何人かいたのだが、
なにせまだ体調不良中。
ここで油断すると悪化するので、
終了後はまっすぐ帰宅。
一緒に「朗読三昧」を聴きにいった
友達から「マグロの脳天」を貰っていたので
じっくりと焼き、ビールでいただく。
おいしい!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/ba/f9335b56c8c63643926faf4e23dfcaca.jpg)
なんだかんだ言っても、贅沢な一日だった。
しつこい怠さが、これで去ってくれますように!
まだ喉も鼻もぐずっている。
咳き込んだりしないよう、薬を服み、
のど飴、点鼻薬などをバッグ詰め込んで
県民ホール六階のレストラン、英一番館へ。
楽しみにしていた「朗読三昧」。
金田賢一さんと丸尾めぐみさんによる
朗読と音楽のユニットだ。
とてもシンプルなのだが、聴くたび、
良質のエンターテイメントとして
どんどん洗練されていくことに、驚き、感心する。
本日はミュージシャン、中村裕介さんも参加。
「横浜市歌ブルースバージョン」
「横浜ホンキートンクブルース」
「丘の上のエンジェル」
を、聴くことができた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/41/5dfcf6e959e5600087eb7a8f958c51b0.jpg)
メインの朗読は、
「鴎外はなぜ横浜市歌を作ったのか」
「天使はブルースを歌う」
鴎外とはあの文豪、森鴎外のこと。
横浜市歌はこの方が作詩している。
そのいきさつを、鴎外の名作「舞姫」
にからめ、「恋の歌」に変えてしまう
という朗読作品の妙。
この詩に中村裕介さんが別の曲をつけた
「横浜市歌ブルースバージョン」は
私、正直言って本物の市歌より好きだなあ。
曇り空の横浜港を見渡すレストランには
ぴったりだったし。
さて、もうひとつは、
私のノンフィクション作品
「天使はブルースを歌う」から
根岸外国人墓地にまつわる秘話だけを
取りだし、書き下ろした朗読バージョン。
朗読は普通、ひとつの話が30分までなのだが
これは40分という異例の長さ。
話の中には四人の人物が登場するが、
すべて彼らのセリフで構成されている。
「けっこう、気力がいるんですよ、
これをやるのは」
と、金田さんに言われたことがある。
で、どこか無駄なところはないかと
この日は一言一句、耳をそばだてるようにして聴いた。
削れるところがあったら提案してみようかと。
しかし、朗読というのは動きがない分
一語一語、丁寧に、寸分も気を抜かずに
言葉を発してくださっているのだと、
あらためて認識した。
これだけ大切に言葉を伝えてくださっていると
いまさら一語も抜けない。
我が作品をここまで育ててくださった
金田さん、丸尾さんに心の中で万謝。
「朗読三昧」のFB
https://www.facebook.com/roudokuzanmai/
6月5日にはCDも出るそうですよ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/5c/e24375b72e8356cd89dab060429f0966.jpg)
さて、広いレストランに補助席まで出た
満員の会場には、このあと、お喋りでも
していきたい人が何人かいたのだが、
なにせまだ体調不良中。
ここで油断すると悪化するので、
終了後はまっすぐ帰宅。
一緒に「朗読三昧」を聴きにいった
友達から「マグロの脳天」を貰っていたので
じっくりと焼き、ビールでいただく。
おいしい!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/ba/f9335b56c8c63643926faf4e23dfcaca.jpg)
なんだかんだ言っても、贅沢な一日だった。
しつこい怠さが、これで去ってくれますように!