冬桃ブログ

黄金町の「ひさし」撤去

 大岡川沿いに並ぶ「旧ちょんの間」。
 玄関の上には店名入りの赤や青や緑の「ひさし」が
付いている。
 ここに立つ女性達の「雨よけ」だったらしい。
 今日の午前中、その「ひさし」がまとめて12個、
取り払われた。
 「ちょんの間」の面影をなくそうという、行政や
まちづくりNPOの意向である。
 
 急速に変わっていく黄金町。
 それにしても、ここにいたおびただしい数の女性達は
どこへ流れていったのか。
 15年前、私に「奥さん、仕事を探してるんだったらあるわよ」
と、声をかけてくれた愛さん。凛とした、いい女だった。
 援助交際して「バイトだもん、フーゾクじゃないもん」
などとほざいてるいまどきの女の子と違い、自分はプロだという
高い誇りを持っていた。
 愛さんにもう一度会いたいと、ここを通るたびに思う。
 



コメント一覧

冬桃
忘れられない思い出ですから
http://members2.jcom.home.ne.jp/noa411/
ヒデズさん

 あの川沿いが普通に歩ける道になったのは
良いことですが、そこで一生懸命生きていた
人のことも、ちゃんと記憶にとどめておきたいですね。
 私にとっては大事な思い出です。
ヒデズ
さすがですね。
私なら「日よけシートの解体」かで
見過ごしてしまう当たり前の光景。
山崎さんいかかるとその光景がひとつの物語風に
・・・・・素敵ですね。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「雑記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事