ここは日替わりでいろんな人が「店」をやっているのだが、
土曜日は、日本ナポリタン学会のアンテナショップ。
日本ナポリタン学会についてはご存じの方もおられようが、
2009年、横浜開港150周年の年に、市民の自主イベント
として「ナポリタン対決」が開催されたことから始まった。
横浜のナポリタンか、名古屋のイタリアンか、どっちが
おいしい「ナポリタン」か頂上対決する、という、冗談のような
イベントだったのだが、なんと大盛況。
その後、日本ナポリタン学会が誕生するに至った。
学会は横浜の洋食店を中心に、「認定店」を次々開発。
マスコミの取材も殺到し、ついにアンテナショップも誕生。
当然ながら、学会の認定店
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/37/60bc02b1dabade5ae08d066941e4261b.jpg)
ここでとってもおいしい「イタリア風」ナポリタンを
いただいた。
鉄板で焼き、ナポリタンの周りを卵が囲んでいるという
リッチなもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/7b/07724cdda5ab0c42cada35fe3f339585.jpg)
この日は取材。ナポリタン学会誕生の秘密、
おもしろエピソードは、「季刊誌横濱 秋号 商店街特集」に
詳しく書くことになってるので、残念ながらいまはここまで。
ともあれ、ナポリタン学会のことを知りたい、「宿るや商店」
へ食べに行きたい、という方はこちらのサイトをどうぞ。
http://naporitan.org/
翌、日曜日は私の名付け子一家と一緒に、みなとみらいに
誕生したショッピングモール「マークイズ」へ。
まあ、世の中にはこんなにも「商品」があるのかと
あらためて驚く。
桜木町駅の海側はランドマークプラザ、コレットマーレ、マークイズ、
クィーンズスクエアなど巨大ショッピングモールのメッカだが
大きすぎて、品物がありすぎて、おばさんは見る前に疲れる。
私はやっぱり、元町がいいなあ。
そして月曜日は再びみなとみらい。
ドックヤードガーデンでみなとみらい20周年記念として
16日から「180度体感型プロジェクションマッピング」
というイベントが開催される。
その先行公開を、ある審議会の関係で観ることに。
大型船の修理場所だったドックヤードガーデンは
国の重要文化財。地面がU字型に掘られていて、その周囲を
高い石の壁が囲んでいる。
細長いコロセウムみたいな感じだ。
この壁の半分180度に、動く映像を流し、観客は
前と両脇を流れる映像の中で立って眺めるという仕掛け。
話を聞いた時、「酔って気持ち悪くなるかも」と思った。
実際、似たものを観たという女性が、そのような
状態になって中途退場したとおっしゃってたし。
で、「気持ち悪くなったら、すぐ目を逸らす」と
自分に言い聞かせ、心の準備をして行った。
始まる前の光景。明るい窓はランドマークのホテル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/11/43992786a242078b3def5263d4da6696.jpg)
そりゃもう、めまぐるしく移り変わる巨大映像に
180度取り囲まれるのだから、なかなかの迫力だ。
テーマは「横浜の開港、現在、未来」というもの
だったが、なにしろ8分間だし、激しく変わるので
「ペリー来航」「明治の町並み」「鉄道」など、
そうそうこれが横浜の歴史よね、と最初から頭に
入れた状態で観ないと、なにがなんだかわからない。
どだい、150年余りを8分間で見せようと
いうのが無理なのだが。
先述したように、私は心構えをした上で
観たから、気分が悪くはならなかったが、なにしろ
立ち見だし(地面に座り込んでる人もいたが
基本は立ち見)、この日も暑かったから、ここまで
来るだけでくたびれてるし、映像も迫力はあるけど
観るのに体力を要するものだしで、これから
ご覧になる方は、それなりに元気な状態で
行かれたほうが良いと思う。
実際、倒れた人がいて救急車が来てたし。
どんなものかは、こちらの「はまれぽ」さんが
詳しくルポしておられるので、どうぞ。
http://hamarepo.com/story.php?story_id=2073?=mail20130716