足がどうとか方向音痴がかんとか言ってる場合じゃない。
私も歩きたくなりました。
これ持って。
季刊誌横濱・春号「横浜の歩き方」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/d6/eceba09622d5ee3c3501e608adfdfb68.jpg)
なんたって親切です。まずは「歩きの力」。
歩くってどういうことなのか
体にどう作用するのか。そこから解説して、
「ウォーキングシューズの選び方」まで、
親切に教えてくれてます。
そうです。やみくもに歩いても疲れるだけ。
私なんか10分ともちません。
歩く意味を知り、靴で体勢を整えて、横浜のどこを
なんの目的で歩くのか、決めてから出発しましょう!
「東海道五十三次 徒歩の旅」
戸塚の純喫茶「モネ」の店主が歩いてます。
江戸時代の旅人になった気分で、戸塚宿から保土ヶ谷宿を越え
神奈川宿。さらにあの、生麦事件の現場へと。
武蔵の国と相模の国の境にある境木。
行ったなあ、私も。
「かまくら街道を歩く」
おお、広瀬勝弘さんだ!
「横浜タイムトリップ・ガイド」(講談社)という
歴史地図本を一緒につくった仲間。
産経新聞で活躍なさったジャーナリストである。
俗世を離れ、歴史の道を歩く「わくわく感」が行間から伝わってくる。
「ハマガール 横浜の尾根を歩く」
おしゃれなパーカーで山登りをする「ヤマガール」が
流行なんですってねえ。
可愛い女子大生3人と、執筆者の小嶋寛氏、編集長・佐藤氏が
一緒に歩いてます。
おじさん達のときめきが伝わって来ます。
今度さあ、「足弱で愚痴っぽいおばはんと歩く横浜の尾根」
をやらない? 衣装だけはばっちり決めていくから。
「伊能忠敬の足跡をたどる」
お馴染み、横浜シティガイド協会の「顔」、嶋田昌子さんの案内です。
江戸時代、日本中を歩いて測量し、地図を作った伊能忠敬は
ちゃんと横浜にも来てます。
でも、ぽつんと村があるだけの砂浜が、後に国際都市横浜の
中心になるとは、さすがに見抜けなかったようです。
「失われた〝時〟を探して」
嶋田さんと並んで、浜における私の「先生」である
多根雄一さん。
横浜の歴史に精通しているだけではなく、路上観察の名手。
読めば、あなたもはまります。
「大岡川をさかのぼる」
湧き水もあります。古い橋のアーチもあります。
いまだったらちょうど桜祭。歩くチャンスです!
「伊勢佐木町ロケ地巡礼」
映画に登場した伊勢佐木町周辺のあれこれ。
山岸丈二氏の映画に関するうんちくはハンパじゃありません。
これを読んだら、ツタヤで借りられるDVDはぜひ観ましょう!
「横浜の歌に耳を澄まして」
映画に続いて、歌の横浜です。
著者の福島俊彦氏はジャーナリスト、音楽プロデューサーとして
鳴らした方。「丘の上のエンジェル」などというマニアックな
歌は、この方でなければ紹介できません!
「路上観察でハマの表情を追う」
横浜の歴史を愛して止まない河北直治氏が、マンホールから
見えてくる横浜を案内してくれます。いいデザインがいっぱい!
というわけで、紹介しきれないのですが横浜の動物園、
大学と連携したまちづくり(もと、ちょんの間街だった黄金町)、
「新山下ヨットハーバーの防波堤と新港埠頭」(じつはここにも
横浜が舞台の映画が満載!)など、読み逃せない記事ばかり。
荻野アンナさんの連載「商店街はおもしろい」は、
西神奈川三丁目商興会(神奈川区)。
そして私の連載「横浜の底力」は、
「戦争を知らずにわたしたちは生まれた」
今年は戦後70周年。
私と同い年の写真家・森日出夫さん、ミュージシャン・エディ藩さんと
私達が生きてきた時代をしみじみ語り合いました。
季刊誌横濱の次号は「70年目の夏~市民が語り継ぐ戦争体験」。
体験手記を大募集しております。
貴重な体験を、ぜひお寄せください。