5月のブログ「養蜂見習い」。
https://blog.goo.ne.jp/yokohamaneko/e/695ff126c048d01020d9098055d9b130
でも秋になると蜜蜂はあまり活動しなくなる。
採蜜の機会もなくなった。
もう養蜂現場には来年の春まで行けないんだ、と
淋しく思っていたら、師匠から連絡。
蜜蝋の精製をやるから手伝わないかと。
もちろん行きますとも♪
蜜蜂は体内から蝋を出して巣をこしらえる。
蜜を溜めたところにも蝋で蓋をする。
採蜜の際は、その蓋を専用の包丁でこそげとる。
巣枠の端にはみ出た余分の巣もこそげ取り、
捨てずにとっておく。
それがこの蜜蝋。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/87/db40a0ccf514d584ffe79b4e02430eb9.jpg)
蜜蝋は古代エジプトの時代から、ろうそくや封蝋
(手紙や文書の封印スタンプ)などに使われてきた。
私たちはこれで、子供達が集まるイベントの際、
ハンドクリームを作ろうというわけだ。
とっておいた蜜蝋にはゴミも混ざっている。
精製してきれいにしなければならない。
用意するものはこちら。3センチほどの深さがある紙皿。
ざると、ざるにかぶせる目の細かいネット。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/e4/a232a68c7f4a136d0314327f57af8867.jpg)
鍋に水を入れて沸騰させ、蜜蝋を入れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/d4/9264358499adcc6e817b97eb4cb74578.jpg)
煮立てると蜜蝋が溶けて茶色の液になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/59/72a55527a4087ec7c91491e63c8940c6.jpg)
それをざるで濾しながら紙皿に流し込む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/a7/9736ba22dedc5b691aed8977c9dbd30c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/c2/e687c4c67b18e73e07ff9a9f20a3ce4a.jpg)
少したつと周りから黄色っぽくなってくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/d4/b4c8eddb4206776aea68efc444dae25d.jpg)
パンケーキみたいな色になって固まる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/80/90ee4778a5043eea3c536b25e8938f20.jpg)
ひび割れたところから覗くと、茶色の液体が見える。
これは蜜蝋を溶かすために使った水。
蝋はその上で固まるから、下の液体を捨てれば完成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/ce/29261d746c73a1ab255c4f08c3b5fa66.jpg)
来月のイベントでは、こうしてできたきれいな蜜蝋を
また溶かし、オイルやアロマなどを加え、ハンドクリームに。
そのうちロウソクも作れるかな♪♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/39/6a24350e83887a816d59672448877053.jpg)