おはようございます。
日本では、首都圏などの緊急事態宣言
による外出自粛が続いていますが、感染者数は、
増え続けています。
フィリピンでは、1か月前から厳しい外出禁止令
が出て、感染者数は、日本より少ないですが、
死者数は、多いです。
フィリピンの新型コロナウイルスによる死者
は13日午後4時現在で前日同時刻より18人
増えて315人となりました。
人口100万人当たりの死者数では2・8人と
なり、マレーシアの同2・4人を上回り、
東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国中で
最悪の数字となりました。
感染者数(累積)も前日同時刻より284人増の
4932人となり、マレーシアの4683人を抜いて
域内最多となりました。
米国のジョンホプキンス大学などの集計に
よると、人口100万人以上の国で100万人
当たりの死者数が最も多いのはスペインの
368人、イタリアの329人、ベルギーの311人
の順です。
フィリピンの数字はまだ相対的には小さいが、
死者数の急増は続いています。
ドゥテルテ政権は首都圏を3月15日に封鎖
するなど域内諸国の中ではいち早く防疫措置
を強化してきたが、過去4週間の死者数の推移
を見ると、3月16日時点で12人、23日33人、
30日77人、4月6日163人、13日315人と
1週間単位で2倍前後のペースで増え続けて
います。
100万人当たりの死者数は各国の医療水準、
高齢化率などの要因にも左右されるが、感染
検査数によって大きく変わる感染者総数よりも
新型コロナウイルスをめぐる国ごとの危機の
度合いを反映しているともいえます。
約1カ月前の3月15日までのスペインの
死者数は196人で、現在のフィリピンより
少なかった。
フィリピンでも、近い将来、爆発的感染
(オーバーシュート)が起きても不思議では
ない状況です。
ASEAN各国の人口100万人当たりの
死者数はフィリピン、マレーシアに次いで
インドネシア、シンガポール、タイの順に
多いが、上位2国以外は100万人当たり
1・4人以下にとどまっています。
フィリピンでのコロナによる死者は増え
続けています。
病院内も厳重な警戒です。
フィリピンでは、各地に、緊急医療施設が
できています。
コンテナを利用して設置された
医療施設です。
マニラ首都圏マカティ市でも、仮設の緊急
医療施設ができました。
フィリピン赤十字社は、マニラ首都圏
ケソン市の刑務所内に隔離施設を
作りました。
テントを張って、仮設の緊急隔離施設を
設置しています。
美しい女神たちもコロナ退治を応援
しています。
ドゥテルテ大統領は、マスクを付けて、
閣議に臨みます。
COVID-19(新型コロナウイリス)の感染
防止に知恵を絞っています。
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