おはようございます。
日本の緊急事態宣言は、延長されそうですが、
東南アジア各国の状況は、どうでしょうか?
タイ政府は二十八日、新型コロナウイルス
対策による非常事態宣言を一カ月延長する一方
閉鎖が続く商業施設などを形態や業種に応じて
四段階に分けて再開させることを決めました。
東南アジア各国では一部を除き感染者の増加
ペースは収まりつつあるが、再拡散リスクと
経済の冷え込みを考慮し、正常化に向けた
「出口戦略」の手探りが続きます。
三月下旬に新規感染者が百人超となり、
密集施設の閉鎖措置や夜間外出禁止が続く
タイでは、この日の新たな感染者が七人に
減少しました。
しかし、タイ政府は慎重姿勢を崩さず、
対策センターの報道官は「非常事態宣言の
効果で減少しているがまだ油断しては
ならない。経済への懸念も承知しているが
今は安全が先」と強調しました。
地元メディアによると、詳細は近く発表
されるが、施設規模や密集の度合い、換気状況
などで区分し、商業活動などを六月中旬までに
段階的に緩和します。
公園や屋外店舗は早期の再開が認められる一方
集団感染が起きたムエタイ競技場などは最も
遅くなる見通しです。
当面は夜間外出禁止や入国制限を維持し、
施設再開は感染者数に応じて地域ごとに
柔軟に対応するとの事です。
周辺国も同様に、厳戒態勢を取りながら
経済、社会活動の正常化を模索しています。
三月中旬から全域で移動制限がかかる
マレーシアは、これまでに制限期限を三度
延長しています。
新規感染者の減少を受けて一部企業の
活動制限を緩和したが、一日あたりの感染者
を一桁に抑えるまで「さらなる延長もありうる」
(ムヒディン首相の見解)との立場です。
フィリピンもマニラ首都圏などルソン島の
封鎖措置を5月15日まで延長しました。
感染者数に従って地域別に追加や解除し
商業や建設業などの段階的な再開を
進める見込みです。
シンガポールはいったん封じ込めに成功
したとみられたが、外国人の簡易宿泊所での
感染急増などで東南アジア最多になりました。
五月上旬までとしていた職場閉鎖や外出制限
を約一カ月延長しました。
地元メディアによると、GDP成長率が最大
マイナス7・8%まで悪化、四万五千人以上の
失業者が出ると試算しています。
フィリピンの検査の様子です。
検体が集められています。
フィリピンのマニラ首都圏のコンビニには、
品物があふれています。
4月29日のマニラ午前10時の時点で、
世界保健機関(World Health Organization
WHO)西太平洋地域(Western Pacific
Region)でCOVID-19(新型コロナウイルス)
を確認した症例と死亡者数です。
東アジアでは、日本は、中国に次いで、
感染者数が多いです。
フィリピンの昨日の時点での感染者数と
死亡者数です。
東南アジアでは、死亡者数が圧倒的に
多いです。
美しい女神さまは、コロナ対策を
応援しています。
コロナに負けずに頑張りましょう。