フィリピン帰りのヨコピーノ

フィリピンの話題や自分自身の体験、自分自身が興味を持った事などを書いています。

フィリピンの人口増加率が低下

2019-12-31 08:38:57 | フィリピンの話題
おはようございます。

 フィリピンの人口は、数年前に1億人

を突破し、すぐに日本の人口を抜くと

思いましたが、いまだに1億870万人です。

フィリピンのメディアは、「人口増加は

1.5%に減速します」と伝えています。

フィリピン人口委員会( the Commission 

on Population PopCom)は先週、最新

人口動態推計(The country’s population

 growth)を発表しました。

それによると、2016〜20年にかけて

国内の5年間における平均人口増加率

が1・52%になる見込みで、10〜15年

にかけての同1・73%から0・21ポイント

減速する見通しです。

これを受けて、フィリピン統計庁

(the Philippine Statistics Authority

 PSA)は2020年7月時点の総人口

推計値を従来の1億990万人から

1億870万人に下方修正しました。

 PopComのJuan Antonio Perez III

事務局長(executive director)に 

よると、特に2019年から2020年に

かけての1年間の人口増加分は

148万3828人と推定されており、

年間増加率も1・38%とさらに

減速するとみられています。

人口増が減速しているのは14歳

以下の人口増加率が下がっている

ためです。

 PopComは、総人口に占める

0〜4歳児の割合が2010年の

11%から2020年には10・12%

に約1ポイント減少、0〜14歳児

の割合も34%(2010年)から30・14%

(2020年)へと約4ポイント縮小する

と推計しています。

直近の10年間で、子どもの人口に

占める割合がフィリピンでも緩やか

に減少していることが明白になり

つつあります。

 一方、60歳以上の高齢者人口

は2020年には968万6762人に

増加し、総人口に占める割合も8・8

%まで拡大する見通しです。

2015年から2020年までの5年間に

おける高齢者人口の増加率は4%

を超えており、すべての年齢層の

中でも一番高くなっています。

 Perez事務局長は人口増加率

の減速について「家族計画やリプロ

ダクティブ・ヘルス(生殖面での健康

の重視)を推進する全国的な取り組み

が良い結果をもたらしている」と評価

しています。

しかし、世界銀行(World Bank)の

データによると、隣国のマレーシアや

インドネシアの人口増加率はそれぞれ

1・4%と1・1%と低水準であり、

フィリピンの人口増加率は相対的には

依然として高止まりしている事に変わり

はありません。

Perez事務局長は、気候変動に直面した

限られた資源の管理、都市部の混雑に

つながる無制限の国内移住、および

全国的な思春期および10代の妊娠の

不穏な上昇など、依然として長引く

問題があると主張しました。

新しい10年が来ます。「人口管理

と家族計画に関して、私たちはまだ

多くの仕事をしています。政府の取り

組みを非政府組織や民間部門に結び

つける包括的なアプローチが必要だ」

と彼は付け加えました。

フィリピンの都市部には人口が集中

しています。

フィリピン議会下院の議員たちです。

フィリピンの女子プロバレーボール

チームです。

 フィリピンは、日本に比べて若い人が

多いように感じます。

しかし、だんだんと若者が少なく、老人が

多くなるのです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿