おはようございます。
7月4日日曜日(アメリカ独立記念日)
に発生したフィリピン、スールー州
ホロ島で発生したC-130輸送機の墜落事故
の犠牲者は52名となりました。
ドゥテルテ大統領は遺体安置所を訪れ、
殉職した兵士を悼み敬礼を捧げました。
墜落したC-130輸送機は米軍の中古機を
今年、フィリピン国軍(The Philippine Air
Force PAF) が購入したものです。
PAFは、パイロットは、経験豊富であり、
着陸の操作もプロコトルに従っていると、
PAFの落ち度は無いと強調しました。
また、次のメンテナンスが予定されるまで
に11,000時間の飛行時間が残っていると
述べました。
米国国防省は、この事故について、
哀悼のメッセージを送りました。
数年前に、日本の自衛隊がフィリピン国軍
に対して、輸送機を供与する案件が
ありました。
この時、フィリピン側は、大型のC-130
輸送機の供与を望みましたが、航空自衛隊は
C-130輸送機は、メンテナンス管理が難しく
操縦も訓練に時間がかかるとして、小型の
輸送機を供与した経緯がありました。
フィリピン側の取り扱いに問題が無かった
のか疑問が残ります。
フィリピン国旗で覆われた兵士の棺に
敬礼するドゥテルテ大統領です。
左は、ロレンツァーノ国防長官です。
墜落直後の事故現場です。
輸送機の尾翼が見えます。
事故機と同型のC-130輸送機です。
PAFの救援隊です。
フィリピン現地の英字紙の発表では、
2021年半年で、フィリピン空軍で、
4回の航空機事故が発生したとして
います。
事故で犠牲になった兵士は、ほとんどが
今年、フィリピン士官学校を卒業して、
訓練を受けて、ホロ島のイスラム過激派
鎮圧のために派遣された若い隊員です。
ご冥福をお祈りいたします。
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