フィリピン帰りのヨコピーノ

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輸送機墜落事故の犠牲者は52名

2021-07-06 09:15:08 | フィリピンの軍事力
おはようございます。

 7月4日日曜日(アメリカ独立記念日)

に発生したフィリピン、スールー州 

ホロ島で発生したC-130輸送機の墜落事故

の犠牲者は52名となりました。

ドゥテルテ大統領は遺体安置所を訪れ、

殉職した兵士を悼み敬礼を捧げました。

 墜落したC-130輸送機は米軍の中古機を

今年、フィリピン国軍(The Philippine Air

Force PAF) が購入したものです。

 PAFは、パイロットは、経験豊富であり、

着陸の操作もプロコトルに従っていると、

PAFの落ち度は無いと強調しました。

また、次のメンテナンスが予定されるまで

に11,000時間の飛行時間が残っていると

述べました。

 米国国防省は、この事故について、

哀悼のメッセージを送りました。

 数年前に、日本の自衛隊がフィリピン国軍

に対して、輸送機を供与する案件が

ありました。

この時、フィリピン側は、大型のC-130

輸送機の供与を望みましたが、航空自衛隊は

C-130輸送機は、メンテナンス管理が難しく

操縦も訓練に時間がかかるとして、小型の

輸送機を供与した経緯がありました。

フィリピン側の取り扱いに問題が無かった

のか疑問が残ります。
フィリピン国旗で覆われた兵士の棺に

敬礼するドゥテルテ大統領です。
左は、ロレンツァーノ国防長官です。

墜落直後の事故現場です。



輸送機の尾翼が見えます。

事故機と同型のC-130輸送機です。


 
PAFの救援隊です。



フィリピン現地の英字紙の発表では、

2021年半年で、フィリピン空軍で、

4回の航空機事故が発生したとして

います。

 事故で犠牲になった兵士は、ほとんどが

今年、フィリピン士官学校を卒業して、

訓練を受けて、ホロ島のイスラム過激派

鎮圧のために派遣された若い隊員です。

ご冥福をお祈りいたします。


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