陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

マスクは職場で欠かせなくなったモノだから

2022-06-30 | 仕事・雇用・会社・労働衛生

コロナショックで必須アイテムになったマスク。
2022年夏、マスクそろそろ不要じゃね? という空気感が流れ、政府のお達しもあって需要が減っているのだとか。うーん、ちょっと残念無念。

たしかに熱中症になりやすいですし。
マスクをしていないことで責めるマスク警察なる事件沙汰もありました。

ところで、私めはもともとマスクを常用していました。
とくに冬の寒い時期に喉を傷めることが多かったので。排気ガスの多い場所を通る、満員電車のなか、デスクが密集しているオフィス。自分の口臭も気になりますし、咳やくしゃみも遠慮しがち。書類が汚れたら、といつも気がかりです。

マスクを愛用することの利点はもうひとつ。
リップをしなくてすむので、ランチの後塗り直ししなくてよい。朝の化粧時間も大幅に短縮。歯並びを気にしなくてすむ。マスクは不織布のものを何回か洗って使いまわししています。

顔がぜんぶ見えなくて済むので、あまり認識されていないと思うと、出かけるのも心安いわけで。
全員が全員しているわけだから、目立たなくていい。

鼻から下の顔のにきびやファンデーション崩れも気にしなくていいので、助かっています。
アイシャドウと眉毛、前髪だけ気合を入れればいいわけですから。女子の皆さん、マスクに助けられていることってないでしょうか。

さらには、マスクをしていますと、なんとなく顔が若く見られてしまうことです。
口もとには年齢があらわれてしまいますよね。

その分、目元に感情が出やすいので、なるべく目つきに険が出ないように、また声音で冷たくならないように気を遣っています。

マリリン・モンローもこんなことを言っています──「笑顔は女の子ができる、最高のメイクよ」と。生まれ持った顔つきは変えられませんが、気持ちはいつだって上塗りしておくことができます。マスクがあれば自分の粗を半分は隠しておくことができるのです。


人間関係がこじれるのは、たいがい、自分の荒立った感情がオモテにでてしまうからです。
マスクを上手につかって、自分をコントールし、上手に生きられるようになりたいものですよね。

(2022/06/26)



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