今年の大河ドラマは「どうする家康」。
請求書提出に通う郵便局にて、番宣ポスターを見かけました。どうみても一般的な歴史教科書に載っている家康像とは趣が…。
昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」も、三谷幸喜脚本で大好評だったようです。
これもほとんど視聴せずじまい。源頼朝が亡くなってから、御家人たちが毎週必ず死ぬという展開で、SNS上どころか新聞紙面でも特集されるほどの大騒ぎ。爾来、古代から中世にあたりはドラマ化されないだけにめずらしく、私としては視聴したい分野だったのですが…。
テレビをほぼ観なくなって数箇月。
理由は個人事業主兼業会社員生活で、観る余裕がないからです。アニメの「不滅のあなたへ」の第二シーズンもいつのまにか放映されていたのですが、すこしまえにまとめ放映があったのをチラ見した程度。そういえば、「進撃の巨人」の最終章、どうなったのでしょうか?(追記;この3月3日にいよいよ放映が決定したとのこと)
子どもの頃から日曜夜8時の大河ドラマは欠かせないものでした。
その時間に食事を摂っていたからです。でも、今は夕食時間は会社から帰宅して入浴してすぐの18時から19時あたり。20時なんて、業務ノートをまとめたり、負荷の少ない読書をして就寝タイム。スマホのチェックも軽めです。さもないと寝つけなくなってしまいますから。
昔は日曜夜にサザエさんを観て、大河ドラマを観て、そしてそのあとのトーク番組などもだらだら眺めて。月曜日が憂うつになっていました。個人事業主専業いやそれより前の、仕事を転々としていた頃などは、深夜のアニメや映画をよく観ていました。ブログのネタにしようと躍起になっていた時期があります。
映画はレンタルショップでも当時は円高で料金が安くて、まとめ視聴したものでした。
けれども、今はそんなに長時間映像作品を楽しめる時間が確保できません。金曜ロード―ショーすら観ていないですね。前は毎週欠かさずチェックしていたのだけれども。
映画も千本以上観たあたりから、話がだいたいわかってしまうようで。
もう飽きてしまいました。いまは物語といえば、読書時間のコントロールができる本ばかり。小説も漫画も、ほとんどお馴染みの作者さんのものしか買いません。ナントカ文学賞で話題になったりする人のものは一回きりで消える方も多いので、話題になっても読まないことにしています。純文学系はとくに後味が悪いことが多いですから。
私は不登校時代や学生時代に、昼夜逆転生活だったころ、深夜映画を愛していました。
けれども、なかには内容がかなりどぎついものもあり。お正月などで特集があっても、いまはもう観ないようにしています。気が向いたらレンタルで借りるか、映画館に行けばいいわけですから。
感動したり笑ったり泣いたりすることが、デトックスになるという効果もあります。
けれども、私はあまり利用しないことにしています。いちど気になると、それについて延々と考え込んでしまい、ストレスが溜まってしまうからです。仕事に支障も出てしまいます。二、三時間は平気で浪費してしまいますし。そのあいだ、なにもできないんですよね。
テレビ番組も、芸能人のトーク番組は中身がどうも…と思ってしまいます。
大河ドラマもそうですが、最近の若い役者さんやタレントさんの顔ぶれ、知らない方ばかり。いっときかなり売れっ子になったあのひと、今は見かけないけど…。マスコミ業界もなかなか厳しい世界ですね。
ニュースも同じことを繰り返し報道するけれども、数日たてば忘れ去られることばかり。
胸くそ悪い事件事故もあるけれども、ことさら義憤を言いつのらせても、自分の生活が変わるわけではありませんし。
実は地上波放映がはじまってから、本格的なテレビを利用しなくなり。
たまにワンセグなどで観てはいましたが、それもめんどくさくなりました。
もし自分のお気に入りアニメなどが続編放映されたら。
でも、うちの田舎ではローカル局が映らないので、多分視聴できない。ネット視聴もあるけれども、動画を長時間観る時間があるのかもわかりません。映像化してほしいが、リアルタイム応援はできないだろうな、という予感があります。
好きな番組をそのつど観て、やんやと感想を述べていたあの時代は、とても贅沢だったわけですね。
けれども、そんな暇があるあの時代に戻りたいかといいましたら。やはり虚しくなるので、戻りたいとは思いません。テレビばかりぼんやり観ている老人は認知症が進むと言いますし。
テレビを観てる暇があったら。
部屋や庭を片付けたり、散歩したり。そうした生活のこまごまとしたことを改善していく方が、健康状態がよくなることに気づきました。
というわけで、やはりテレビを観ない生活は快適なのです。
これは新聞や雑誌もそうで。見出しだけさっさとチェックして、あまり深く読み込まないようにしています。よけいないことに心を乱されたくはないからです。
(2023/02/11)