拝啓、私の読者様。
お待たせしました、今回の東月封魔学園です。
なんと、この第四話にしてかおひみ話で締めですよ!
時間にすれば短かったけれど、やはり纏まった流れとして、彼女たちを見られる
ほうが嬉しいです。野郎のパートは早送りできるし(をい)
ミカ様の玉座の前で、床に倒れ伏すカオンちゃん。
やっとあの地獄の調律から解放されたのですが、さすがミカ様、詰めを怠っては
おりません。
ボロボロになったカオンちゃんを見せしめにして、ヒミコの心を痛めつける作戦です。
(註)以下、敦子様の官能ボイスを脳内再生してお楽しみ下さい。
「どぅお?ヒミコ、この生まれ変わったムラクモの姿は」
「今のムラクモには一点の曇りもありません。より強くより美しく輝く、高き空の
金月のごとく」
「私のみに相応しい、ヒミコもそう思うだろう?」
「ミカ様以外の誰に、このムラクモを手にする資格がありましょうか」
「最後の仕上げよ。いま私を刻んであげる」
なっ?!ミカ様ひどーいっ!
千歌音ちゃんに刻んでいいのは
姫子の笑顔だけですっ!!
(ああ、また神無月病が…)
しかも、もっと酷いのは、前回でも叫び声だけだったのに、
今回とうとうあやちーの台詞が一言もないなんて!!(怒)
そんなにギャラ払うの嫌ですか、TNKさん?(失礼ですね)
則ちゃんも愛しの川澄姐さんが側にいないから、
思わず棒読み状態ですよ!!
(いや、それは演出のせいですから)
ミカ様の剣一閃。
カオンちゃんの右上腕部の紋章が消され、奴隷の焼きごてみたいな禍々しい
文字が刻まれます。
「楽」じゃなくて「華」の一字?
正直申し上げて、ラーメンの丼にあしらわれている安っぽい紋様
みたいでイヤです!
恐れながらミカ様の美的センスを疑ってしまいます。
地獄少女の烙印よりもこっ恥ずかしくて、カオンちゃんは銭湯にも通えませんね。
(いや、絶対天使は銭湯行かないだろ)
ヒミコの肩を抱いて、意見を求めるミカ様。
かなりアヤしいです。眼鏡っ娘萌えなのか、ミカ様。
この場面見たとき、ヒミコの方がお気に入りなのかと勘違いしますよね。
ヒミコの言い回しが心ここにあらずといった感じなのは、偽りの気持ちを述べさせ
られてしまう主への彼女なりの抵抗なのでしょう。
介錯先生の日記によれば、ヒミコとカオンは姫子と千歌音の愛の進化形とのこと
ですが、ヒミコは姫子よりも暗い印象だけれど、かなり芯は強い気がしますね。
次回、すっかり洗脳されてしまったカオンちゃんによって、ヒミコが…
あああああっ、可哀想でほんと見ちゃいられないですよ。
ミカ様に名を呼ばれ、起き上がったカオン。
その冷たい瞳に映ったのは、悲しみに沈んだ面持ちのヒミコでした。
ヒミコと愛を紡いだ記憶を葬ることなんてできないという意思の表れなのか、
それともその姿を最後に、ヒミコの存在がカオンの心から消えてしまうという予兆
だったのか。
その答えはあとで判るのですが、四話のこのラストから、五話、六話での東月封魔
サイドの息も吐かせぬ怒涛の展開が続いて圧巻されました。
刻の天使、せつなが髪飾りで心の軋みを鳴らす鈴虫ならば、さしづめ
月の天使カオンは、啼かずとも眼の想いで燃える恋蛍。
ふわふわした恋愛気分だけ身に纏っている感のある白鳥空は恋の空蝉。
そんな彼女は世にも末恐ろしい現実を知ることになるのですが、それはまた
次のお話。
気が重くなってくるですよ…
楽しみが倍増、続きを知る恐怖は4倍増って感じです
容赦が無い展開 これもまた介錯作品の色ですね
私の神無月病も酷い事になっております
此処読んだだけで切ないよ!
彼女たちはサブキャラにしては破格の扱いでしょうね
一体愛の結末は…?
5、6話のレビューも楽しみにしております!!
いつもご観覧くださりありがとうごさいます!
>京四郎、四話にしてここまでヘヴィになるたぁ…
これでまだ序の口ですよ。
次回はもう、そらたいへんなことに…
前にも書きましたけど、視聴後ショックでパニック状態
になりました。
いまは落ち着いてネタにして笑えるぐらいですけど。
>彼女たちはサブキャラにしては破格の扱いでしょうね
一話では顔見世程度だったし、原作は京四郎組に絞って
あるから期待してなかったんですが、まさかここまで
やってくれとは。
「神無月」でオロチ衆の私的エピソードを省いたのとは
対照的ですね。
作中の二人の間柄もそうですが、ファンの作品愛も試さ
れているんじゃないかなと思ってみたり。
>私の神無月病も酷い事になっております
ええ。「京四郎」観たあと、「神無月」で毒消し
(をい)しないと立ち直れないくらいに。
見るも地獄。見ないも地獄。
こんなやきもきした気分にさせるアニメは久しぶりです。
では、ごきげんよう。