陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

春つくし

2013-03-25 | 自然・暮らし・天候・行事


三月もあと一週間足らずで終わりですね。
今月は去年の今ごろほどではないのですが、やはり、いろいろな懸念事項もあって、体調を崩したりもしました。あいかわらず情けないです。

三月といいますと卒業や進学、就職へ向けて、人の動きが活発になりやすい時節ですが、私自身には思わぬ出会いがあったりもしました。ひじょうにそれによって、励まされております。しかし、期待を寄せた事柄が思わぬひと声で潰れてしまったりとか。胃が痛む日々です。

けっきょく誰かに相談しても、自分が納得できないと進めないのですよね。「良識ある」と思っていた相手の判断が誤っている場合もありうる。自分の信頼できる人間関係は自分で築きあげていかなければならないわけで。

庭の手入れをしていたら、つくしが顔を出していました。
つくしが顔を出せるのは、柔らかい土を覆ってしまわないように、他の野草がそっと場所を空けてくれているためです。春先の庭には、いろいろな植生が群れていますが、けっきょくのところ、共生するとは淘汰ではなく、我慢のしあいっこなんですね。

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