陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

気分転換の方法はいろいろあれど

2020-02-06 | 医療・健康・食品衛生・福祉

現代は極度のストレス社会です。
犬も歩けば嫌なことばかり、猫の手も借りたいほどこころが忙しい、世のあれやこれやを馬の耳に念仏にできない、とらぬ狸の皮算用で未来に期待しても裏切られる。小回りの利きそうな干支ネズミ年とは無関係ですが、ひとに生まれついた限りは、憂いはつきものですね。

人生を振り返ると、気分転換の方法がかなり変わってきたことに気づきます。
かつて、憂さ晴らしのためにやっていたことといえば。

・週末、仕事帰りに缶チューハイを宅飲み
・コンビニかスーパーで菓子パンをご褒美買い
・図書館や本屋で物色した本を一気読み
・ミュージアム巡りと街歩き
・目的もなくネットサーフィン
・ぶらぶらと遠出あるいはドライブする
・家族、知人にひたすら愚痴る
・音楽をひたすら流す、映画やアニメなどをぼんやり鑑賞

この方法はそれなりに効果があるのですが。
いかんせん、暴飲暴食で健康状態が悪化したり、不機嫌を他人に感染させてしまったり、あるいは逆に誰かの悪意をもらってしまったり、はたまたお財布にも厳しかったりもしますので、後悔しばしば。逆にダメージを食らうこともあります。

そこで、現在なるべく心がけていることは。

・愚痴るために家族を巻き込むときは、経費を負担する
・丁寧な字をノートへ書く
・水回りをきれいにする、部屋を片付ける、草刈りをする
・気に入った本だけくりかえし楽しむ、余分な冊数は買わない、借りない
・洗濯をする、料理をする
・お墓参り、神社に参拝する
・手帳を見つめなおして、過去をふりかえる
・テレビ、ラジオなどの刺激になるものを避ける
・食事はほどほどにする、無理に食べない
・無理に激しい運動をしない、疲れをとるのを最優先に

年をとると、からだをいじめて奮起する、こころに喝を入れるとそれなりに反動がおおきくなります。日常生活の範囲で改善してリズムを軌道修正するぐらいにとどめないと。とくに昔よくやっていた、夜遅くまで夢中で映像観賞したり、読書したり、できなくなりましたね。感動するストーリーに会うとデトックス効果はあるのだろうけれど、翌日に響くのが怖くて避けてしまいます。とはいえ、買い置きの漫画は疲れたときに読むのですが。本も増えると片付けがたいへんですし。つくづく省エネライフになってしまいました。

ちなみに、いつかやってみたいストレス解消法は、なにがしかの小動物を飼ってみたい、なのですが。なにぶん、不精で生きものの世話をきちんとするほうではないので、飼われたペットが可哀そうという理由で遠慮しています。年寄りが盆栽を育てたがる理由が最近になってやっとわかった気がします。腹が立ったら刈ればいいというわけでして。

ストレス発散の手立てはいろいろあるが、のちのちのモノの管理や健康悪化が大変なので、けっきょく身軽にできることしない…という守りの姿勢に落ち着きました、というお話でした。

あ、そういえば、ブログを書くのは続けていますね。
ブログの下書きを書いて貯めるのは好きなのですが、記事を掲載するとストックがなくなり、追いたてられるような気がするので、じつはストレスもあったりします。毎日ずっと更新し続けられるひとの根性が私には足りませんよね。趣味を維持するのもなかなか大変です。


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