私は自販機でめったに缶飲料を買わない方針を貫いています。
主な理由は、レシートが出ないので出金伝票を起票せねばならない。割高なので買いたくない。自販機の周囲に缶が散乱していたりして不衛生だったりする。ガコンという音がして飲み物が落とされるのが好きではない。おつりが過去に出てこなかったり、下に落として拾えなくて不愉快だった。飲み物が冷えすぎたり、暑すぎたりしてカラダに悪い。などなどです。
なお、一番の理由は、むかし付き合いのある人が自販機でコーヒーを買ったのをすぐ飲み干して、それを灰皿がわりにタバコをすぐ吸っていたのを見たせいで、気分が悪くなったとか、まあいろいろあるのですが。とにかく自販機には嫌な思い出があるので、滅多に利用しません。自販機の設置者には申し訳ないのですが。
私はいつも鞄にペットボトルを持参しています。
とくに職場での水分補給は必須。職場に自販機がある場所でも、絶対に買いませんでした。春先までは水筒だったのですが、さすがに夏場になると重いのでペットボトルにしています。もちろん、それも何回かは使いまわします。
ペットボトルだと、ある程度汚れたら、捨てればいいので便利です。
気が向いたときに新しいのを買えばよろしい。嫌な出来事があったときのペットボトルは、すぐ捨てています。それを見たら思い出してしまうので。それに普段家と同じ飲み物を喉に入れることで、職場でもリラックスできるのです。
以前は500ミリリットルサイズの日本茶のペットボトルを何個か揃えていましたが。
ふにゃふにゃして扱いづらいのと飲み余ってしまうので。少し小さめのカロリーゼロのコーラのペットボトルを定期的に買い替えています。コーラは週末に同居人と分けて飲んでおき、パックで煮出しした紅茶を詰めています。
この紅茶も以前は毎日沸かしていましたが、冷めるまでに時間がかかる。
やかんの水にパックをつけて半日ぐらいおけば、ある程度は出てくることがわかりました。あとは大きめのペットボトルに入れて冷蔵庫で保管しておけばいいだけ。
毎日ペットボトルを買えば、安いものでも税込80円から100円はしますが、紅茶パックならば100パックで400円ぐらい。一週間で2パック使うとしましてもほぼ一年はもちます。一年間毎日平日の5日間ペットボトルを買い続けたら500円×50週としまして、25000円ぐらいになります。つまり、ほぼ2万円は節約できます。
コンビニや自販機でのちょい買いがチリツモでとんでもない額になっている。
その事実がおわかりになりましたでしょうか。家計簿をしっかりつけていて、自分の収支をしっかり把握している方ならば理解できていることです。
2万円もあれば、資格取得のテキストを買ったり、本を購入して勉強したりできますよね。
タバコもそうですが、コンビニでお菓子を買い食いしたり、めんどくさいからすぐに外食（しかも豚の餌みたいなファストフードしか食べない）に走ったり、自販機ですぐ買う癖がある人は自分の欲望がコントルール出来ない、依存心の高過ぎる人だという自覚が必要です。キャリアアップのための自己投資をしなかったり、うさんくさいギャンブル紛いの金融投資にハマったり、ネットを無駄に見て時間を浪費していることが多いものです。自分のお金の使い方や生活習慣を見直さないと、中年老年になって貧困になりますし、他人の豊かさをねだって誹謗中傷している醜態をさらします。
ちなみに私が缶飲料やペットボトルをあまり買いたがらないのは。
ゴミとして処理するのも手間だからです。お茶を煮だしして持参する作業は、さほど手間がかかるわけではありません。それに缶飲料やお茶のペットボトルでも悪い成分が含まれていることが多々あります。あまり飲み過ぎるのもよくないのです。
どうしても持ち合わせがなくて、緊急に熱中症で倒れそうになっただとか、カラダを冷やす温める必要があるならば利用すべきですが。ふだんからは積極的には利用したくはないです。それに自販機は消費電力をかなり食いますよね、エコロジーとしてはどうなのでしょうか。
過日、日経新聞を読んでいたら、細めのミニ水筒が若い人のあいだで人気だとありました。
たしかに、おしゃれな小さめサイズの水筒があり、少し割高ですが、持ち歩くと愛着が湧きそうですね。直接口をつけて飲めるタイプもあるので便利です。
鞄の中で荷物になるので、細身のものがよいのでしょう。私も自転車通勤で荷物は少しでも軽い方がよいので、マイボトルは水筒ではなく、小さめのペットボトルを愛用しているわけです。私も家の中や、車での移動時には、かならず水筒を持ち歩いています。
ペットボトルを使い回ししていると職場で恥ずかしいのならば。
100均でペットボトルカバーを売っています。また、ペットボトルの品種を何個か揃えて日替わりで中身を入れ替えればよいのです。パットボトルの蓋はきれいに洗って乾かしておけば、本体を捨てても、代用できます。なお、我が家の麦茶の保管はすべて過去にとっておいた、500ミリリットルのコーヒーボトルを利用しています。
ペットボトルを買い揃えようとして何度も買い替えるのも無駄になりますから。
ペットボトル内を洗える、ねこじゃらしのような柄付きのスポンジが100均にあります。プラスチック製品はなるべくリサイクルするのがSDGｓにもつながるのです。
私の現在の職場はコロナ禍まえから、お客様にお出しするお茶はペットボトル、そして従業員の休憩室にはポットを置いていません。これがとてもよろしくて、事務員がポット洗浄やお湯の管理、湯飲みの片づけなどの雑用に追われずに済むのでとても時短になっています。過去に勤めていた職場で新人がポット担当や流しに大量に放置された湯飲みの片づけをさせられてしまうので、疲弊した覚えがあります。社員は自分で飲むお茶くらい自分で持参してほしい、役職さんもお茶ぐらい自前で用意してください、それは職場の正しい在り方ではないでしょうか。私の父親は母親に偉そうにお茶を入れさせたり、食事を準備させる人間ではなかったので、まれにお茶出しするのは女の仕事みたいに信じている昭和脳のおじいさんに遭うととても残念な気持ちになります、申し訳ないですが。
（2022/07/31）
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