
「神無月の巫女」
それはドジで内気で平凡な少女主人公が、真実の愛を手にしたら大胆になっちゃった、
ちょっぴり泣かせる来栖川姫子の豆柴飼育…じゃなくて成長記録。
介錯学園HPのキャラ人気投票では、1万票以上を集める千歌音に遅れて、三位の座に甘んじている姫子。
(2006年7月時点。現在は姫子も1万票達成、おめでとーー!)
天然悪女だの誘い受け小娘だのと称され、脚本家の植竹氏にまで「生きていて恥ずかしい子」呼ばわりされてしまった可哀相なヒロイン。
千歌音のファーストキスをしっかり背中に手を回して味わった癖して、翌朝あっさり
一時の気の過ちで片づけちゃったり。
千歌音の秘めた想いに気づかず、ソウマとのデートの話を嬉しげに披露したり。
よりによってデート当日の準備中に髪の毛のトラウマ発症で、千歌音の鬱を増幅させたり。
(抱き締めたりするとき頭部に触れてなかったのだらふか?)
あろうことかソウマとのキスの話持ち出して、運命の結末に打ちのめされていた千歌音の心を深く抉り返しちゃったり。
…ほんっと、どこまで鈍いの?頭かち割って脳味噌取り替えますよ?(おいおい)
こーんな来栖川姫子の前科を知っていたら、自分の感動も違っていたかもしれません(微苦笑)
本放送を毎週つぶさにご覧になっていた熱心な視聴者なら、そりゃもう彼女に対する風当たりは強く、吐かれる悪態も多かったでしょうね。
しかし、何といっても、最終話の感動の抱擁シーン!!
はじめて自分から迫ったお返しのバースディキス!!
主人公の面目躍如です。
自責の弁を弄する千歌音の唇を熱く深く封じたときの、慈愛に満ちた微笑み。優しげな瞳。千歌音ちゃんでなくても、もう完全にメロメロです。ガチ惚れです。
これが彼女の本質だったのでしょうか?
アニメでは千歌音に比べて姫子の心理描写が希薄だったとの意見が聞かれたのですが、
そりゃ相方が孤高のクールビュティ装って実際あんなに情緒の激しいお方だったら、霞みますね。
迷子のワンちゃんの飼い主を探してあげる親切心もあるし。
ソウマの戦闘の足手まといになった訳じゃないし。
ムラクモ復活の儀だって一人でできちゃうし。
デートの食事でソウマの器に、焦げた焼肉や椎茸ばっかり平然と盛りつけて差し出すような黒いところもありません(当たり前です)
学校のベンチで漫画広げているのがちょっと痛いけれど(一言余計です)
根はとってもいい子です。
存在そのものを否定される生き方をしてきたのに、よくぞ性根が曲がらず、純粋に育ちましたよね。
なのに、マコちゃんの怪我だって、姫子を庇って瓦礫の下敷きにされたんじゃないのに、
先輩に八つ当たり(ドラマCD参照)されたり(泣)
心に傷を抱えても、理不尽に他人に虐げられても、恨みもせず怒りもせず、ただ自分ばかり責める。
そんな来栖川姫子が、世界でたったひとつの大きな愛に気づく。
闇に堕ちた大切な人を救うために独りで歩みだす。
九話の最後、姫子はとてもいい表情をしています。
二人の想いはついに通じた――けれど、つかのま噛み合った歯車のように、繋がれた手は離れて…。
最終話のCパートは、二人の再会であり少女の自立を告げる未来図でした。
最後はこういう幸せな形で結ばれて良かったと思います。
それはドジで内気で平凡な少女主人公が、真実の愛を手にしたら大胆になっちゃった、
ちょっぴり泣かせる来栖川姫子の豆柴飼育…じゃなくて成長記録。
介錯学園HPのキャラ人気投票では、1万票以上を集める千歌音に遅れて、三位の座に甘んじている姫子。
(2006年7月時点。現在は姫子も1万票達成、おめでとーー!)
天然悪女だの誘い受け小娘だのと称され、脚本家の植竹氏にまで「生きていて恥ずかしい子」呼ばわりされてしまった可哀相なヒロイン。
千歌音のファーストキスをしっかり背中に手を回して味わった癖して、翌朝あっさり
一時の気の過ちで片づけちゃったり。
千歌音の秘めた想いに気づかず、ソウマとのデートの話を嬉しげに披露したり。
よりによってデート当日の準備中に髪の毛のトラウマ発症で、千歌音の鬱を増幅させたり。
(抱き締めたりするとき頭部に触れてなかったのだらふか?)
あろうことかソウマとのキスの話持ち出して、運命の結末に打ちのめされていた千歌音の心を深く抉り返しちゃったり。
…ほんっと、どこまで鈍いの?頭かち割って脳味噌取り替えますよ?(おいおい)
こーんな来栖川姫子の前科を知っていたら、自分の感動も違っていたかもしれません(微苦笑)
本放送を毎週つぶさにご覧になっていた熱心な視聴者なら、そりゃもう彼女に対する風当たりは強く、吐かれる悪態も多かったでしょうね。
しかし、何といっても、最終話の感動の抱擁シーン!!
はじめて自分から迫ったお返しのバースディキス!!
主人公の面目躍如です。
自責の弁を弄する千歌音の唇を熱く深く封じたときの、慈愛に満ちた微笑み。優しげな瞳。千歌音ちゃんでなくても、もう完全にメロメロです。ガチ惚れです。
これが彼女の本質だったのでしょうか?
アニメでは千歌音に比べて姫子の心理描写が希薄だったとの意見が聞かれたのですが、
そりゃ相方が孤高のクールビュティ装って実際あんなに情緒の激しいお方だったら、霞みますね。
迷子のワンちゃんの飼い主を探してあげる親切心もあるし。
ソウマの戦闘の足手まといになった訳じゃないし。
ムラクモ復活の儀だって一人でできちゃうし。
デートの食事でソウマの器に、焦げた焼肉や椎茸ばっかり平然と盛りつけて差し出すような黒いところもありません(当たり前です)
学校のベンチで漫画広げているのがちょっと痛いけれど(一言余計です)
根はとってもいい子です。
存在そのものを否定される生き方をしてきたのに、よくぞ性根が曲がらず、純粋に育ちましたよね。
なのに、マコちゃんの怪我だって、姫子を庇って瓦礫の下敷きにされたんじゃないのに、
先輩に八つ当たり(ドラマCD参照)されたり(泣)
心に傷を抱えても、理不尽に他人に虐げられても、恨みもせず怒りもせず、ただ自分ばかり責める。
そんな来栖川姫子が、世界でたったひとつの大きな愛に気づく。
闇に堕ちた大切な人を救うために独りで歩みだす。
九話の最後、姫子はとてもいい表情をしています。
二人の想いはついに通じた――けれど、つかのま噛み合った歯車のように、繋がれた手は離れて…。
最終話のCパートは、二人の再会であり少女の自立を告げる未来図でした。
最後はこういう幸せな形で結ばれて良かったと思います。