10月8日から11日まで4日間、高知県柏島でダイビングしてきました。秋雨前線が南海上に下がって、長く厳しかった酷暑の夏がようやく終わった季節を感じられる反面、北西風がやや強めに吹くため海面はやや波立っています。
初日の1本目は後浜のブイNo.1.5、ダイちゃんのガイドで、ゲストは私を含めて6名だけの私史上最少ゲストの贅沢な平日AQUASダイブでした。水温26℃、透明度は15mほど。白いクマドリカエルアンコウは大小2個体いて、私が撮ったのは下の方にいる小さいほう。
アヤトリカクレエビ
スジグロガラスハゼ
テングチョウチョウウオ
カミソリウオ
カシワハナダイの子供たち
コバンハゼ
コバンハゼ
抱卵しているキンチャクガニ
1時間ほどの休憩時間を挟んで、2本目は少しでも風陰となるレッドロックへ。ー24mの砂地ではヒレナガネジリンボウ
ハリセンボンと遊ぶだいちゃん
オキナワハゼ
ウミウシカクレエビ
カンナツノザヤウミウシ
コガシラエビ
ニシキウミウシ
浮上してみるとエントリー時より一段と風波が立ってきて、ボートに上がる梯子が大きく揺られるほどになってしまいました。
昼食後の3本目は、一段と北風が強まっていたため、内湾の静かな竜ヶ浜に向かいました。海水浴場の目の前で、最大水深は9m、平坦な砂地が広がるポイントです。パッと見て何もいない一面の砂地ですが、海底を静かに舐めるように探してゆくと、小さな生き物がいろいろ見つかります。
セジロノドグロベラの幼魚、体長は1cm足らず。
アミメハギの幼魚、体長1cm足らず
カミソリウオ
竜ヶ浜の広い砂地にポツンと生えるテーブルサンゴには、ヨスジフエダイの子供が集まっていて、それらをミノカサゴが狙っています。
終了間際になってほぼボート下でガイドのダイちゃんが見つけてくれたのは、イッポンテグリ。それも1cmほどの小さっ! 画像をクリックすると、動画にリンクします。
今回のツアーでは初めて、SCUBAPROのGo Travelフィンを持ち込みました。短くて小回りが利きつつ旅行用に軽量なものをと思って購入したもので、ストラップ式ですが2mmクロロプレンの薄手のソックスの上に履いてみました。プラスチックよりはしなやかな合成ゴムですが、結構しっかりと足応えがあって、あおり足でもしっかりと水を捉えて押してくれます。とにかく軽量で満足ですが、フットポケットは小さめなのでドライスーツのブーツには合いません。参考までに、私は靴のサイズは25.5cmで、このフィンはサイズM-Lで丁度良かったです。