高知県柏島へのダイブツアーの4日目、そして最終日です。今日は柏島のお祭りで、昨夜から島内では一連の神事が執り行われています。今朝も早くから神社で一番のメインイベントの儀式が始まっていて、８時に１本目のダイビングに出発する前に神社に立ち寄って参観しました。AQUASのまっちゃん、やっちゃんの娘さんには立派な巫女さんの姿がすっかり板について、宮司さんらとともに厳かに儀式を務めていました。
さて昨日までで大半のゲストさんたちがダイビングを終えて、今朝のゲストは私とS氏の二人だけ。まっちゃんとやっちゃんはお祭りで忙しいので、だいちゃんのガイドで海に出ました。相変わらず北風で多少波立っていますが、まだどのポイントでも潜れるコンディションです。勤崎方面に向かいましたが、あいにく勤崎には先客がいてブイが塞がっており、１本目は少し戻ってラスベガスに入りました。何か変わり種はいないかな～、とー４０ｍ付近を流していると、目の前をフラフラと横切って行ったのはアオスジオグロベラ。
ー３０ｍのトラスでは、小さめで色鮮やかなクダゴンベ。
浅場に戻って来ると、ミナミハコフグの幼魚。
そしてテーブルサンゴでダルマハゼを追い回しながら、しばらく減圧停止。
割り込んできたのはイソカサゴ（かな？）の子供。
マツバギンポ。
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午後からは新たにまっちゃんとゲストが加わるのでおそらく勤崎にむかうだろうと見込んで、２本目は窒素抜きのため後浜に向かいました。まずはー２５ｍの砂地でホタテツノハゼ。写真をクリックすると、動画にリンクします。
ー２２ｍの砂地では、ここでもだいちゃんの十八番、イッポンテグリ。写真をクリックすると、動画にリンクします。指示棒の先端を近付けると、威嚇するのか長～い背ビレ第一棘を立てます。
ー１６ｍでクダゴンベ。
ニシキフウライウオ。
ー７ｍの浅場に戻って、ここでもダルマハゼに遊んでもらいました。
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午後からはまっちゃんと新たなゲストが加わって、勤崎へ潜りました。まっちゃんはナギナタハゼを探しにまっしぐら。私たちゲストが少し遅れてエントリーして向かうと、ほどなくライトで呼んでくれました。最初は小さな可愛い個体を見せてくれましたが、写真を撮る間もなくピュッと逃げ去ってしまい、探しているうちに出て来たのは大き目の個体。これは逃げることもなく、愛想良くチョコチョコ歩き回って、いろいろな向きから写真を撮らせてもらいました。
浅場へ戻る途中のー１６ｍで目に入ってきたのはホシニセスズメ。
ハチジョウタツ Japanese pygmy seahorse、こちらではみな”ジャパピグ”と呼びます。”ハチジョウ”の地名には反発があるのかな？
イシヨウジの顔アップ。
ウミウサギ Ovula ovum 黒い外套膜をこすると、中から真っ白な卵型の殻が現れます。
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これで予定の４日間のダイビングをすべて無事に終えました。しっかりと器材を洗って一晩干し、翌日はお昼に高知の老舗で香ばしいうなぎ蒲焼きをいただき、帰宅しました。
