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柏島ダイビング

2009-07-27 16:11:54 | SCUBA diving

7月23日から26日まで4日間、高知県柏島へダイビングに行ってきました。22日(水)の夕方に仕事を終えてから新横浜19:22発の新幹線に乗り、大阪から夜行高速バスを利用して23日(木)7:50に宿毛駅に着きました。宿毛駅にはダイブサービスから迎えに来てもらいました。

すぐに器材を仕度してさっそく海へ向かいました。1本目は後浜のブイNo.4. 今、ここには超レアものの「ボニンハナダイ(通称)」が見られます。それはフチドリハナダイ属の一種で、英名はCave Anthiasといい、正式な日本名はなく小笠原で「ボニンハナダイ」と呼ばれているそうです。これまでは小笠原固有種とされていましたが、小笠原以外ではこの夏柏島で初めて見つかったそうです。しかも、本家小笠原では-50mくらいの深場でのみ見られているようですが、ここ柏島ではわずか10mほどの浅場でじっくりと撮影できます。いざ、その場所へ連れて行ってもらうと、20匹ほどのキンギョハナダイの群れの中に1匹だけ混じっています。体長は3cmほどで、赤紫色のボディに頭と尻尾の黄色が目立ちます。

ボニンハナダイ

この夏の柏島は、7月中旬まで水温の低い状態が続いたためか、後浜の砂地の共生ハゼが少なく、やや寂しい印象です。その代わり、ラスベガス・ポイントではツキノワイトヒキベラ、ピンテールラス、クレナイイトヒキベラなどが元気いっぱいでした。

ピンテールラス

また、柏島名物のイナズマヒカリイシモチは孵化して数日の極小幼魚、ジョーフィッシュやキンセンイシモチの口内保育、卵を守るセボシウミタケハゼなど、多くの産卵、保育、幼魚を楽しめました。

卵を守るセボシウミタケハゼ

 


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