長野県軽井沢町の山荘でも朝10時の気温が15℃に達し、すっかり春の風です。しかし、山荘の庭の雪はようやく溶け去ったところで、木々の芽はまだ固く、植物に春の息吹を見つけるのはもう少し先になりそうです。そんな中、一番最初に春を告げてくれるのが、フキノトウです。
昨夜の地震はビックリしました。軽井沢では震度2.最初はコトコトッと始まり、ゆっくりと次第に揺れ幅が大きくなって、長い周期の揺れが1分以上続きました。「これは遠くで大きな地震が起きたな」と直感し、テレビをつけてみると、宮城県北部で震度6強で津波注意報も出されたところでした。幸いにも先月11日の東日本大震災、その陰でほとんど報じられないけれど実は大きな被害を出した長野県北部地震とも、軽井沢町や我が家の山荘には被害はありませんでした。しかし、東日本大震災をきっかけにして、南海トラフの地震活動や富士山、浅間山などの火山活動が活発になる可能性があるとも報じられており、浅間山の麓に位置する軽井沢ではそちらも心配です。
今回、山荘に来たのは、家の北側に設置した雪囲いを撤去するためでした。これは、冬の間に屋根から落ちた雪だまりから、家屋北側の水道栓を守るための設備です。今年は冬の積雪量が多く、また春先の気温上昇が遅かったためか、山荘北側にはまだ写真のように雪だまりが残っており、これが凍りついていて、結局雪囲いの撤去は延期となりました。