クローズアップレンズを取り付け

　先週の大島での撮影で、やはり14-42mmズームレンズだけでは接写性能の不足を痛感した。本格的にマクロ写真を極めるならば、35mmもしくは50mmマクロレンズを付けるべきなのだろうが、１眼レフとは言え水中ではレンズ交換ができないので、いろいろなサイズと距離の被写体を１本のレンズで撮れるズームレンズには未練が残る。そこで代替策として、現在使っている14-42mmズームレンズの前に水中で必要なときだけクローズアップレンズを取り付けることにした。幸い、手許にはSANYOのDMX-HD1Aに取り付けて使っていたクローズアップレンズMod.DML-2があるので、これをM67に取り付けられるようアダプタを交換してもらった。また、Athenaの14-42mm用ポートは前面がドーム状になっていて、そのままではM67のレンズ類が取り付けできないため、同じくAthenaから売り出されているM67レンズアダプターも購入した。このM67レンズアダプターは、一般的にはポートの外周に取り付けたポートリングアームか、ホットシューに取り付けたYSアダプタからステーを伸ばして、ポートの前面に固定する。今回は、ホットシュー部分に取り付けたイノンの光Dケーブル取り付け金具の前面に、ホットシュー用のYSアダプタの上半分をエポキシ樹脂系接着剤で固定して自作した（写真３）。