新年、明けましておめでとうございます。
風もなくよく晴れて、とても穏やかな新年を迎えました。大倉山の自宅からは、朝から雲一つない青空に、真っ白に雪化粧した富士山がくっきりと映えています。 今年はささやかながら家族三人揃って健康に正月を迎えられたことを、本当に有難く感じながら、三人で簡単なおせち料理を囲みました。
その後、娘は中学時代の友人らと待ち合わせて、川崎大師へ初詣に出かけました。私と妻は、クルマで１５分ほどの私の両親宅へ訪ねて新年の挨拶を済ませた後、私は鎌倉の鶴岡八幡宮へ初詣に出かけました。丁度お昼頃にJR鎌倉駅に着くと、すでに駅前や小町通は初詣客であふれていました。しかし、正月三が日の鎌倉中心部は、居住者以外は一切の車両の通行を規制しているので、鶴岡八幡宮に通じる若宮大路も両側の車道も含めてすべて歩行者が通れるので、思いのほかスムーズに歩けました。三の鳥居を過ぎて太鼓橋を越えると、遠くに舞殿、大石段、本殿が見えてきますが、舞殿の少し手前からロープで参拝客の流れを区切って整理していました。ロープ２回分、約３０分ほど並ぶと漸く舞殿に達します。ここは有名な静姫が頼朝と政子の前で義経を慕って舞を舞った舞台です。
そのすぐ先、大銀杏の横の大石段下で、再びロープで参拝客を区切って整理しています。ここは大して待たされることもなく、大石段を登ると本殿に達します。
昨年は交通事故による松葉杖生活で始まり、夏には勤務先会社のスウェーデン本社が突然一方的に日本法人の閉鎖を決めて、失業の憂き目にあいました。 春には高校に進学した娘の通学の便のために横浜へ引っ越しましたが、新しい住まいは幹線道路からの騒音が酷く、眠れない毎日が続いています。どう考えても災難続きだった昨年一年間を振り返って、今年こそは家族皆健康で、運気も好転して仕事も家庭も平穏になりますよう、本殿前でしっかりと両手を合わせて参りました。そして、一番大きな破魔矢を買い求めて、帰って来ました。
