よしべや自然博物館

2022年11月の月蝕を契機に電視観望を始めました。
通信販売とSNS頼りに頑張ります。
天文初心者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望4154(うお座 M74 Phantom Galaxy)

2024-09-06 01:00:00 | SeestarM天体
うお座 M74/NGC268Phantom Galaxy
画像①8月2日25分のライブスタック
昨年の星見娘29よりの引用(一部修正)
M74はうお座唯一のメシエ天体。地球からの距離は約3200万光年、大きさは天の川銀河ぐらい。メシエ天体の中でも見にくく写しにくい銀河とのこと。それでファントム銀河かと納得。発見者のメシャンさんによれば、「みるのは酷く難しい。よく晴れた霜を置くような夜にははっきりするだろう」(Wikipediaより引用)。それから250年。眼視に、電視も加わり、自宅から、素人でもまぼろし銀河が見ることのできる時代になった。良い時代になった。
他に、渦巻銀河らしく、HSTの画像は、さんかく座銀河の雰囲気ある。中央部が非常に明るいという特徴があるらしい。
2回目の観望、メシエ天体シリーズ作成時に、ひどいわ~と思っていた画像何枚もあるんですが(^^;これも特にひどいと思ったその1つ。密かにリベンジを誓ってたのですが・・・2回目も・・・(^^;次また頑張る。(^^;
画像②アノテーション

画像③導入画面

画像④iステラHDによる観望位置


参考資料等
02)  SeestarマニアJUNPYさんのサイト
03)Constellation~StellarScenesさん『星座』へのリンク

電視観望の記録等関連Blog


よしべ~の業務報告
2024/09/05
AM01:30
*ステラグラスで見た天体(星座ビノ併用)
ぎょしゃ座、おうし座、ペルセウス座、さんかく座、カシオペヤ座
M45すばる、アンドロメダ銀河M31、木星、火星
見えたかどうか判断がつかない:さんかく座銀河M33
星座ビノで見たカシオペヤ座がとても美しかった。

AM09:40
Seestarで太陽
ガラス窓越しだが、空気が澄んでいるためか、いつもより写りがよい。

2倍

4倍







星見娘で電視観望4153(おうし座 M45すばる 2nd)

2024-09-05 01:00:00 | SeestarM天体
おうし座 M45すばる/プレアデス星団/昴 2nd

清少納言でなくても、星はすばるですね。
天体望遠鏡を買う以前から、1000円単眼鏡で良く見てました(^^;
今回も45分2回(8/1、8/15)、60分1回(8/16)と観望し、3枚をスタックしてみましたが撃沈。ネットで見る青モクモクとはなりませんでした。
そして、自棄になって、ライブスタック保存Fitsファイルをすべてスタックしてみました(^^;

画像イ、画像ロを写真アプリで調整

これが精一杯(^^;もくもくとはいきません。
画像ロ、ライブスタックで保存されたFitsをSeestarアプリでスタック

画像ハ、最終保存ファイル3枚をスタック

これをSiriL、AffinityPhoto2、写真アプリなどで、いじりまわしましたが
画像ニ、画像ハを調整
上級者の方々みたいに青は出ませんね~、緑だわ(^^;

メシエ天体一覧表の青を出したM45はブログ化してなくて、好きな画像なので引き出すことはできますが、グリーンハンドの悲しさ、再現どころか詳細も思い出せない。しかし、Seestarマニアの銀河星雲図鑑に投稿していたので


とわかりました。60分が33分に負けてるわ(^^;
また頑張ります。(^^)
ただ、昨年の33分は、30秒露出。これヒントになるかも。

画像ホ、60分のライブスタック撮って出し(再掲)


ところで、館長に上の画像で一番良いのは?とたずねてみたら、『ホ!』と館長。
世の中そんなものだと思った次第(^^;




星見娘で電視観望4152(いて座 M8 Lagoon Nebula 2nd)

2024-09-04 01:00:00 | SeestarM天体
いて座 M8/NGC6523 Lagoon Nebula/干潟星雲 2nd

いて座のまとめをした後ですが(^^; 
SeestarアプリVer.2についてなど、いくつか気になることがあり再度観望してみました。

画像イ、8月24日、20分のライブスタック、写真アプリで調整
M8は、距離約5200光年の散光星雲。見かけの等級6.0で、Seestarアプリのアノテーション円(画像ニ)は満月より大きい。双眼鏡や空が暗いところでは肉眼でも見えるという(←気になること①、双眼鏡・ステラグラスで見てみたい)。

前回は、30分以上ライブスタックをかけたが、今回は月が上ってきたので、切りのよいところで終了させた。

画像ロ、撮って出し

画像ハ、アノテーション

画像ニ、導入画面

(覚書)
*気になったこと②:SeestarアプリがVer2になり、Firmwareも更新された。
アップする前3ヶ月程「ピント大事だよね」と一天体ごとにAFでピント合わせを繰り返し観望していた。
天体名を選択して自動導入を実施すると、自動的にライブスタックが開始されるが、今回のVerUpで初めからピントが合っているような気がして。それでよく知った天体で試してみた。結果は、AFと比べて手動フォーカス目盛りで、1程度の違い。つまりほぼドンピシャ。ライブスタック時間も違うので、単純に比較できないが、6月15日観望のM8より、星像が小さいと感じた。ZWOどこまで行くの。という気がする(未熟者の個人の感想です)。
*画像ロと画像ニを比べると、「違うな」と感じるが、画像イと画像ニだと、近いとこ行ってる。今更ながら『画像処理』大事だわ・・・下手だけど(^^;


参考資料等
02)  SeestarマニアJUNPYさんのサイト
03)Constellation~StellarScenesさん『星座』へのリンク

電視観望の記録等関連Blog

よしべ~の業務報告
2024/09/03
Seestarの太陽が続きます
上3つは5倍太陽オペラグラスで確認
2倍

4倍








星見娘で電視観望4150(さんかく座銀河M33)

2024-09-02 01:00:00 | SeestarM天体
さんかく座 M33/NGC598 さんかく座銀河

画像イ、33分×2枚をSeestarでスタック、トリミング・調整あり

(元は8/1深夜、8/15深夜、33分のライブスタック)
画像ロ、SiriLでアノテーション、M33は円内

画像ハ、スタック撮ってだし、画角違いの影響あり
(画像イは、これを少し回転させトリミング後、写真アプリで調整)
M33は距離約300万光年の渦巻銀河。天の川銀河、アンドロメダ銀河とともに局所銀河群を構成し、見かけの等級5.72で、アンドロメダ銀河とともに肉眼で見える最も遠い天体の1つ。天体望遠鏡を使うとその内部の天体を見ることもできるとのこと(画像ロ)。

何度も電視観望してますが、私の腕と機材で『こんなところか』と納得できるところまで行けてません(^^;この8月も1日と15日にスキマ時間観望して、『よし次は60分ごえ!』と狙ってたんですが悪天候には勝てず、ここで一区切り付けました。銀河腕が6本ぐらい確認でき、NGC604等も識別できるので、もしかしたら私のベストかも(^_^)

なお、眼視観望も狙っていて、7倍双眼鏡と2倍星座ビノでは、多分確認できています。等倍ではできていないので、こちらも矯正視力1.2とステラグラスで頑張ります(^^;
雲の湧きやすい場所でちょっと苦労してます。

画像ニ、iステラHDによる観望位置


参考資料等
02)  SeestarマニアJUNPYさんのサイト
03)Constellation~StellarScenesさん『星座』へのリンク

電視観望の記録等関連Blog


よしべ~の業務報告
2024/09/01
Seestarで久しぶりに太陽

31日は、Yahooから豪雨注意のメール(50mmとか80mmとか)が一杯きてましたが、雨域が微妙に外れたらしく、いつもの大雨から見ると、小雨レベルで終わりました(^_^)
近くで道路通行止があったので、降ったところは凄かったかも。
1日未明は、星空も見えてました。低空には薄く雲がかかっているのか、ステラグラスでよく見えるところとはっきりしないところがありました。カシオペヤ座◎、おうし座△、アンドロメダ座・さんかく座×、M45すばる△、木星〇→△というところでしょうか。
ステラグラスは販売店の説明通り、『ボヤけた夜空がはっきり見える』というところでしょうか。見えてないものが見えてくるわけではないですね。見えてるものははっきり、くっきり見えます。カシオペヤ座の美しさは凄かったかも(^_^)






星見娘でメシエ天体09(M97~M108)

2024-08-26 22:00:00 | SeestarM天体
Seestar S50によるメシエ天体の観望
9、M97~M108

(右下は星座略号)
*M109は『星見娘でメシエ天体04』に、M110は『03』に掲載済
*M102=NGC5866とさせて頂きました。
*各天体の詳細は文末のリンクから

ということで星見娘(=Seestar S50)によるメシエ天体観望の1回目は終了です。この1年の私の進歩は微々たるものですが、Seestarの改良・改善は凄いので、同じ天体を同じ条件で取り直しても、より良い物が写せます。だからこれからも星見娘で『電視観望は続くよどこまでも』(^^;
明日は『メシエ天体10(一覧表)』を投稿します。まあ、画像はこれまで見て頂いた物と同じですが、また見て頂けると嬉しいです。

*メシエ天体・M天体~フランスの天文学者シャルル・メシエが作成した主に星雲・星団・銀河のカタログ。M1~M110の110個がある(M104~M110は、メシエの観望記録を基に後世の天文学者により追加された)
        Seestar画像は後半