よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望4224(オリオン座 Sh2-254~258 だんご三兄弟)

2024-12-22 01:00:00 | SeestarEtc
オリオン座
 Sh2-254~258 だんご三兄弟?

画像イ、11/28、LPフイルター使用、15分のライブスタック
真ん中がSh2-257、そのすぐ右に小さくかすかに256、大きいのが254、下が255(IC2162)、さらにその下白くかすかに258

(ディノイズあり、写真アプリで調整)
FMA135+ASI585MCで、Lower's Nebula (Sh2-261) を観望(画像ホ)していて偶々画角に入ってきて、オリオン座にこんなのあったのかと。FMA135では小さいのでSeestarS50で取り敢えず見てみました。
ネットでは『だんご三兄弟』の愛称も見かけますが、よしべ~的にはキノコの山+1でしょうか(^^;

閑話休題

IC2162(=Sh2-255)は、距離約6700光年の輝線星雲。あと色々検索を掛けて見たが、画像・個人のサイトは多いのだが、他には学術論文などがヒットし、大規模複合星形成領域等の言葉が見られるものの総合的な解説には到達できなかった。
まあ、こんなこともある。だんご三兄弟?キノコの山?色々見て楽しむことにします(^^;
画像ロ、Seestarアプリのアノテーション

画像ハ、導入場面
画像ニ、導入場面広域
画像ホ、FMA135+ASI585MCの画像
スクショ撮ってだし、
上からSh2-254~258、真ん中がLower's Nebula、下が37星団

画像へ、SeestarによるLower's Nebula
導入とスタックで位置がズレるので難儀しました。

参考資料等
02) Seestarマニア Junpyさんのサイト
03)Constellation StellarScenesさん『星座』へのリンク
05)IC 2162/ Sh2-254 - Sh2-258 英文です。heliagate.net オリオン座の星雲複合体とのこと






星見娘で電視観望4222(いっかくじゅう座 かたつむり星雲)

2024-12-19 01:00:00 | SeestarEtc
いっかくじゅう座
 IC447/IC2169 Dreyer'sNebula/かたつむり星雲
画像イ、11/29深夜、25分のライブスタック
(ディノイズあり)
IC447はいっかくじゅう座の反射星雲。クリスマスツリー星団のすぐ西(左)に位置する。画像イの白い部分が殻で、黒い部分が胴体、右上のIC446とそのすぐ左のvdB79が角の先の目に見える。(もう少し、広く写せると違う見方もできる)
初回はNeptune-CⅡ+CBPフィルターで白い部分が全く写らず撃沈。この時は、白い反射星雲は強いフィルターでは写りにくいこと知りませんでしたから(^^;流石に3年目に入ると少しはわかってきます。(^^;
NGC2247まで入れて写したいと試みたが、ベストな画角では、追尾エラーでずれ、
観望時間は午前1時過ぎていることもあり、拡大も諦めて25分のライブスタックに終わった。
昨年のSeestarでの観望は60分。反射星雲の写りは負けてます(^^;

実は、FMA135でも撮っていて、あと2回程ブログに登場します(^^;

画像ロ、Seestarアプリのアノテーション

画像ハ、導入画面広域







星見娘で電視観望4220(きりん座 NGC1560/IC2062渦巻銀河)

2024-12-17 01:00:00 | SeestarEtc
きりん座 NGC1560/IC2062 渦巻銀河

画像イ、11/28、33分のライブスタック
(ディノイズあり、写真アプリで調整)
NGC1560は距離約1000万光年の渦巻銀河。視直径約10分×2分で、マフェイ銀河群(Maffei Group)に属している。地球に近づいていることと比較的距離が近いため、距離測定に赤方偏移(Redshift)が使えないらしいとのこと(参考資料05)。そんなこともあるのね。よく解らないが勉強になった。

きりん座探訪シリーズ(^^;参考資料03よりたどって、5分以上の天体を探しました。
よく見ると、それなりに写ってはいるのですが、よしべやで1・2を争う光害方面の北北東の観望。もう1つでした(^^;知識は増えたので良しとしましょう。

画像ロ、Seestarアプリのアノテーション
画像ハ、導入画面広域



星見娘で電視観望4217(オリオン座 NGC1788)

2024-12-14 01:00:00 | SeestarEtc
オリオン座 NGC1788/LBN916
SNSでは、魔女の妹とかキツネの横顔星雲と呼ばれている方がみえます。
よしべ~は次の理由で、普段『魔女の妹』と呼んでいます(^^;
1つは、魔女の横顔星雲のすぐ北(上)に位置しており
前回、NGC1788→Seestarで魔女の横顔の鼻辺り→ASI585MCで魔女の横顔観望
今回、NGC1788観望、これって魔女の妹?と思い出し→Seestarで魔女の横顔観望。
初心者には夢の天体である魔女の横顔星雲(IC2118)を観望できました。
よしべ~には縁起のよい星雲(^^;

魔女の横顔星雲はこちら

画像イ、12/01、33分のライブスタック
AIディノイズ適用
(Affinity Photo 2.5iPad版で画像調整)
NGC1788は距離1700光年の反射星雲。後の暗黒星雲を前にある星が輝かせて見えているらしい。

魔女の横顔星雲(IC2118)のブログは既に出したし、そろそろNGC1788のブログも作らないとと画像を準備していた矢先。Xで赤い星雲に囲まれたNGC1788が流れてきて、???。よしべ~には、白い反射星雲の印象が強くて、先念してました(^^;前のブログ見返したら、赤いところ確かに写っていました(^^;画像イでは控えめなのでブログに上げた時に、見えるかどうか不安です。

なお、英語版WikipediaのReferencesではA Cosmic Bat in Flight(飛ぶ宇宙コウモリ)の見出しも。よしべ~的には、たしかにそう見えてこれが一番ピッタリ。でも魔女の横顔とセットなので、これからも魔女の妹で通します(^^;


画像ロ、導入画面広域
画像ハ、導入画面

なお、観望中は次に観望予定の魔女の横顔に意識がいっていたので、いつものアノテーション画面取り忘れました(^^;2nd出す予定なのでその時。

参考資料等
02) Seestarマニア Junpyさんのサイト
03)Constellation StellarScenesさん『星座』へのリンク
07)やっとキツネの横顔見えてきた(^^;
電視観望の記録等関連Blog





星見娘で電視観望4215(エリダヌス座 NGC1532、NGC1535)

2024-12-12 01:00:00 | SeestarEtc
エリダヌス座
NGC1532 Haley’s Coronet(棒渦巻銀河)
NGC1535 クレオパトラの瞳(惑星状星雲)

画像イ、NGC1532、12/02、10秒露出38分のライブスタック、ディノイズあり
NGC1532は、距離5000万光年のエッジオンの棒渦巻銀河、直ぐ上にある矮小銀河NGC1531との相互作用で中央部が膨らんでいるとのこと。1826年にダンロップさんによって発見され、天文ファンからはHaley's Coronet(小冠)と呼ばれているらしい。~星見娘4002より

前回は32分のライブスタック、SeestarのVerUpもあり、ディノイズもありということで比較の為に再観望してみました。空は普通より少し悪めということもあり、少し勝ってるぐらいで、大同小異でした(^^;基本性能変わってないからそんなもんなんでしょうね。ただ中央部の膨らみだけは今回の方が確認しやすかった。見た目も少しディノイズの効果でこちらが少し良いかな。NGC1532のまわりに前回写って無かったモヤのようなものが気になりました。正しく写っているのだろうか(^^;今後の課題です。また頑張ります。

なお、この銀河で長径約15分(月のちょうど半分ぐらい)。

画像ロ、Seestarアプリのアノテーション
NGC1532の円内直ぐ上に矮小銀河NGC1531

画像ハ、導入画面広域

画像ニ、導入画面

画像ホ、NGC1535、10秒露出32分のライブスタック
飛行機の通過があったので上下トリミング(^^;
NGC1535はエリダヌス座の惑星状星雲。天文ファンからクレオパトラの瞳と呼ばれている。Seestarとよしべや観測員には高嶺の花であったようだ遠くからその小さな姿を眺めるのみ。Wikipediaに掲載されているような美しい姿は見せてもらえず。(^ ^;~星見娘42より

こちらも再観望。昨年の観望時の事後学習で長時間のライブスタックは飽和に近づくことがわかったので、短時間ならどの程度写るのかを確かめる目的もありました。そして、1分でピンチアウトしてスクショとると

画像へ、ライブスタック開始1分のスクショ
ピンチアウトで拡大あり
少しではあるが、上級者の方々が写した雰囲気が出ている。流石にこの大きさでは、SeestarS50で画像ホ以上は無理だろうが、口径5cm越えの長焦点ならもう少し頑張れるかもしれない。と考える未熟者よしべ~であった。
『いつになることやら』久しぶりに空耳が(^^;
画像ト、導入画面広域