よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録5011(ソンブレロ銀河 with 130PDS+715MC)

2025-03-01 01:00:00 | M天体
おとめ座(Vir/Virgo/ヴァルゴ)
M104/NGC4594 ソンブレロ銀河

機材
主鏡 130PDS+UVIRCut+ASI715MC、Fl約650mm、Gain300(H)
(換算焦点距離3100mm、画角約0.49°x0.28°)
ガイド SV165+UVIRcut+ASⅠ120MM
架台他 SA-GTi、ASIAIR Plus、iPoneSE3

画像イ、2/26、30秒露出60分のライブスタック
(ダーク・フラット・バイアス補正あり、ヒストグラム調整あり、ディザー部分トリミング)
星見娘4058より
M104は、おとめ座の楕円銀河。距離2800万光年、直径約50,000光年で質量は約8,000億太陽質量とされている(HSTの観測画像の解説)。ソンブレロ銀河の愛称で親しまれている。なお、スピィツァー宇宙望遠鏡が観測する前は、渦巻銀河とされていたとのこと。
やっと上の機材で初日が出た気分。春霞でぼやけているという噂もありますが、中央の暗黒帯も見えて満足です。(^_^)/

覚書)
130PDSのSA-GTiへの搭載テスト。ASI715MCを1日目はBIN1・Gain35(M)、2日目はBIN2・Gain35で臨む。いま一つかな(^^;ASI585MCとは違うとの感想を持つ。休憩を挿んで販売店のWebsiteなどを見て学習し直し。ASI585MCはダイナミックレンジを持ち、Gain252からノイズが大きく減る。それでいつもGain252(M)で運用。それで何とかなっていた(^^;ASI715MCはダイナミックレンジは無い。低ノイズとの記載あり。意味わからんわ。と思いながら、Gain300(H)でやってみるかと。SSDの中を調べると、間違えて撮ったGain300のフラットがあった。ダークとバイアスを急いで撮ってライブスタック開始。
*M.H・・・ASIAIRはGain設定画面で、L(Gain0)、M、Hのデフォルト選択ができる(勿論手動設定も可)。585MCは、MがGain252、HがGain450。715MCは、MがGain35、HがGain300。

覚書2)
途中経過をXに投げたら、リプライでフォローバックして頂いている『つくね』さんから、この組み合わせの画角で天体の導入が難しいことを教えて頂き、目から鱗が落ちました。Mak127+ASI585MC、130PDS+ASI715MC(2つの組合せ大体同じ画角)で、シリウスをはじめとする天体の導入をいっぱい失敗して、頭の中は『何故だろう、何故かしら。不器用で技量無いからな。なんか設定ミスしてるかも』と悩んでいて、無我夢中で色々なこと試していました。この画角で、天体導入が難しいこと。当たり前で無いこと。それがわかるとアプローチが変わってきます。つくねさん有り難うございます。m(__)m
(130PDS、SA-GTiについての別ブログも作成中。詳しくはそちらで)

画像ロ、ライブ画面(ライブスタック終了時)

画像ハ、スカイアトラス(星図)画面(終了直前)
なぜかライブ画面とM104の位置にズレが・・・
中心に写っているのに・・・

画像ニ、参考:SeestarS50によるM104(星見娘4052より)