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よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望5041.5(彗星C/2025 F2(SWAN) 、他)

2025-04-12 19:00:00 | 太陽系内
2025年4月12日午前3時20分~

Seestar S50 EQモード、30秒露光
1、C/2025 F2(SWAN)・・・スワン彗星
画像イ、ライブ画面スクショ、サムネの元画像
C/2025 F2(SWAN)または SWAN25F:発見日2025年3月29日。長周期彗星。近日点通過前後の2025年4月から5月にかけて見かけの明るさが肉眼で観測可能となる眼視等級に達すると予測されている彗星。(C/2025 F2 (SWAN) - Wikipediaより)

スワン彗星捕まえました\(^_^;)/
ブログアップ前は、尾も確認できました。美しい緑色。いや~良かった(^_^)
Seestarアプリの彗星位置の誤差が大き過ぎて自動導入はできず、SkySafariの星図をたよりに導入。導入に30分以上かかりました。捕まえた時には、いつものように、『見えちゃった‼️』でした(^_^)

画像ロ、15分のライブスタック、AIディノイズあり、調整あり
人工衛星どれだけ(^^;
(星が流れたコマもスタックされてる模様。原因は側にいた私の体重で揺れたこと?)
前日、極軸を合わせた三脚をベランダに設置済。少考して、未熟者撮れなくても仕方ないと、赤道儀モードかつ30秒露光で臨むことを決めました。一かハか。
不安材料は、彗星観望方向に張り巡らされた電線の類い(^^;
取りあえず見えたのですが、ほぼすべてのFitsのコマに人工衛星or電線の影(^^;
まあ、2回目で見えて良かった。未熟者贅沢言わない(^^;

画像ハ、観望位置
画像ニ.SI9で、気持ちだけメトカーフコンポジット(彗星核基準)・トリミングあり
(星が流れたものを除き19枚。人工衛星や電線の影等が写ったコマを除くと殆ど無くなるので残しました;^^)

2、M20三裂星雲(いて座の散光星雲)
彗星観望前
先づは、極軸アライメント

前日から、狂っていないので、調整なしで次へ
プレートソルビングを成功させ、
空との同期をしなければいけない。
一昨日と同じM20を導入。
画像イ、6分のライブスタック
さすが、EQモード30秒露光、空もまあまあ良い。このまま続けたい気分にもなるが、彗星が待っているので、ライブスタック6分で終了
画像ロ、導入位置

画像ハ、導入位置広域


3、彗星の観望終えて、明けの明星(金星)
(iPhoneSE3で)

早朝の部は以上です。








金星(宵の明星)2024・25冬まとめ

2025-03-21 00:59:00 | 太陽系内
グリーンハンドよしベ~の金星(宵の明星)観望の流儀
画像イ、3月9日遠征先にて
5秒Raw動画からのスタック(再録)
2024年10月より2025年3月まで、SeestarS50で金星の観望を継続して実施しました。(内合は、2025年3月21日)

目標
①内惑星金星の満ち欠けの確認。
②2~3月の三日月型の金星観望。

結果
①画像ロの通り確認できた。
②画像イの通り観望し記録画像の撮影にも成功した。
③付け加えて、昼の金星観望にも成功した。(→星見娘覚書005(昼の電視観望)

画像ロ、観望記録(抜粋)
結果②について)
継続は力なりというか、続けている間に鈍で不器用なよしべ~も技量がそこそこ上達したようで、口径5cmのSeestarS50でもそこそこ綺麗に写すことができるようになりました。
逆にいうと初期のころは未知・未経験の中での試行錯誤なので、酷い結果でした(^^;
輝度やgainの違いで金星の大ききが変わって写る(画像ロ、2/3は大きく写っている)ので、金星の観望を正確に行うためには、輝度やgainを正確に揃える必要があったようです。今回の経験を踏まえて次回のぞみたいと思います。

なお、Seestarアプリの調整にバグがあって、スタックした画像を調整しようとすると星割れや伸びたりが起こります(画像口の3/9も少し歪んでます)。はじめ自分のRaw動画が不十分と思っていたのですが、星空画像でも起こるのを見て気づきました。次回の観望迄に改善されると良いのですが・・・
ZWOの開発スタッフさん、健康を損なわない程度に頑張って下さい。こちら焦らず待ってます(^^;→アプリVer2.4で不具合は解消されました。ZWOさんありがとう(^_^)/

昼の観望も加えておきます。(1/14~3/13)



そして次回の目標
①よく参考書などで見る『金星の見え方』の表の『宵の明星』部分を完成させる。(あけの明星部分は早起き自信なし;^^)

(上の図は正確ではないのでご注意下さい)
②Mak127での観望機会を増やす。(Seestarほどお手軽では無いですが、見えたら綺麗なので。揺れるベランダでの観望は少し大変ですが頑張ります;^^)
*合:内惑星(水星、金星)が、太陽、地球と一直線に並ぶ時・事。原則観望が困難になる。地球・太陽・内惑星の順に並ぶ時(簡単に言うと太陽の向こう側)を「外合」。地球・内惑星・太陽の順に並んだ時を「内合」という。極たまに太陽面上を通過する時があるらしいが何十年に2回ぐらいらしい(1回おこるとその10年以内にもう1度起こる確率が上がるそうだ)。




電視観望の記録5019.5(満月)

2025-03-14 22:30:00 | 太陽系内
2025/03/14
満月(望)
月は午後4時前に満月を迎え、今日は満月の日。
また、アメリカ、チリ等では皆既月食。
関東以北では部分日食。
よしべやは以南なので、月食関係なし。
しかし月に敬意を表し撮り比べ(^^;

トップはEvoguide+ASI585MC+IR850nm パス フィルター(ZWO)で
モノクロ高解像度モード(→IR850nmパスフィルター 1.25"-KYOEI TOKYO

画像イ、SharpCapProライブスタッキング1000枚

(写真アプリで調整、詳細はブログ末に)
SeestarS50と比較のためトリミング
画像ロ、イのトリミング
そして、SeestarS50では
画像ハ、いつもの5秒Raw動画からのスタック
画像ニ、風景モード1枚撮り
EvoguideもSeestarS50も口径5cmなので
そんなに変わりなかったです。
口径5cmでは、ASI585MCの4K解像度生かせないかな(^^;

撮影開始前にiPhoneSE3で、
電線無かったら、最高なんですが(^^;

RXA124で眼視もやってみました。

スマホ手持ちコリメート
準備不足でした(^^;


画像イの詳細データ
架台はVirtuosoGTiを使用
[ZWO ASI585MC]
FrameType=Light
#ディベイヤーモード
Debayer Preview=Off
#出力形式
Output Format=SER file (*.ser)(Auto)
#ビニング
Binning=1
#キャプチャエリア
Capture Area=2880x2160
#モード
Colour Space=RAW8
#露出/ゲインシフト
Exposure/Gain Shift=0
#ゲイン
Gain=0
#露出時間
Exposure=4.9740ms
#タイムスタンプ
Timestamp Frames=Off
#ホワイトバランス(B)
White Bal (B)=99←間違えた(^^;ここ50にしなければならなかった。
#ホワイトバランス(R)
White Bal (R)=50





電視観望の記録5008(2月 金星、火星)

2025-02-24 00:59:00 | 太陽系内
金星、火星

1、2025年2月20日 金星(トリミングあり)

Mak127+UVIRCut+Ceres-C、VirtuosoGTi、SharpCapPro(惑星ライブスタック約1000枚)

天気等にはばまれ、4日程かかりましたが、やっと三日月型の金星をSeestar以外で撮れました。(^_^;)/

*天頂プリズムを使用しているので、焦点距離は1500mmを越えていると思います。
*昼間にピント合わせしたのですが、天頂プリズムを使って接眼レンズでピント合わせすると、PlayerOneのCMOSカメラは、交換するとほぼピント合っているので、楽しちゃいました(^^;

2、2025年2月19日・20日 金星 with Seestar S50
夕方の観測はこんな感じです。手前の物体はSeestarS50。金星は電線の間の丸い点。
導入直後は

電線に掛かってました(^^;
しばらく待って、露出調整してパシャ1枚撮り
(露出は約100μ秒・・・かなり明るいので)
電視観望始めた頃は電線に囲まれた環境に悩みましたが
慣れました。この程度は電線の間から充分撮れます(^_^)

なお、まだ青空の中、1回目の自動導入には失敗。この日はファインダーもつけてなかったので、シリウスを星空モードで導入後、惑星モードに戻って2回目で自動導入を成功させてます。

*シリウスはプレートソルビングで導入され、SeestarS50と空が同期された状態になる。上のiPhoneの写真ぐらいの明るさだと、西ではプレートソルブに失敗しても、少し暗い東方面ではプレートソルブは成功しやすい。←よしべ~の経験

4倍モードRaw動画からのスタック

19日の朝

19日の夕方


3、2025年2月19日 火星
やっと、少しまともな火星が
Mak127+ASI585MC+ASIAIR、SA-GTiで撮れました(^_^)/
Mak127+UVIRCut+ASI585MC、ASIAIR Plus32G、SA-GTi使用

焦点距離約1400mmで、自動導入し、ASIAIRアプリのVideoモードで撮影。
ASIAIR本体で30秒Raw動画をスタック・調整。

南中前後でRaw動画3本撮り。シーイングが良かったようで、Videoモード画面で時々火星の模様が見えてました。突然の幸運に狼狽えて、動画3本で終わっちゃいました(^^;

今考えると、SDカードの容量つきるまで、撮るべきだった(^^;反省。

SA-GTi(赤道儀)は、VirtuosoGTi(経緯台)より、惑星の追尾が正確なので、コントロールは(慣れれば)楽な印象。

次の機会は、固い地面の上にSA-GTi設置して、やってみるかと思案する今日この頃。

下弦も過ぎたので、これを以て第1回Mak127 with SA-GTi運用テスト終了。FMA135の観望スタイルに戻ります。次の満月期に、球状星団・惑星状星雲・ガイド設定・運用を実験する予定。










星見娘で電視観望5001(2025年初日の出)

2025-01-01 10:42:00 | 太陽系内
明けましておめでとうございます(^_^)
本年も宜しくお願い申し上げます。m(__)m

先づはSeestarによる初日の出
(タイムラプスからのスクショ)
その約1時間前
こちらは、初水星の出
水星が昇りきったところで、ピント等調整し
15秒Raw動画からのスタック

360°山に囲まれていると
無知なよしべ~は思っていたが
例外があった。
しかも館長の所有地(^^;
館長のご親戚から提供の証拠写真

しかも御来光ではないか
2026年は、よしべ~もと誓う(^^!
『天気どうかな~』また空耳が(^^;