よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

星見娘で電視観望4216(オリオン座 ランニングマン星雲)

2024-12-13 01:00:00 | SeestarSelects
オリオン座
Sh2-279/NGC1977 ランニングマン星雲
又は、NGC1973+NGC1975+NGC1977(+NGC1981)

画像イ、12/02、LPフィルター使用、10秒露出60分のライブスタック、ディノイズあり
Sh2-279は距離1500光年の反射星雲とHⅡ領域の複合天体。一般にはランニングマン星雲の名前で知られている。画像イでもわかるようにM43(M42)の直ぐ上(北)に位置している。M42と一緒の構図がCoolだと思うのだが、SeestarS50のモザイクだと・・・M42に比べてもうひとつなので、ランニングマンに失礼の無いように単独でも回してみた(^^;

画像ロ、画像イのディノイズなし画像

画像ハ、Seestarアプリのアノテーション

画像ハ、導入画面広域







星見娘で電視観望4213(おおいぬ座 雷神の兜)

2024-12-09 01:00:00 | SeestarSelects
おおいぬ座 NGC2359 雷神の兜/トールの兜/Duck Nebula

画像イ、12/1、LPフイルター使用、40分のライブスタック
(SiriL+StarNet、GraXpert、写真アプリで画像処理、周辺トリミングあり)
画像ロ、ストレッチ前のSiriLのアノテーション
画像ハ、ディノイズありSeestar撮ってだし
NGC2359は、おおいぬ座の散光星雲。中心星HD56925は青色巨星のウォルフ・ライエ星でWR7のコードも持つ。太陽の25倍以上の質量を持つ星は、ウォルフ・ライエ星の段階を経て超新星爆発に至るとのこと。

ブログもXもアバターは雷神の兜。兜好きのよしべ~です。好きな方も多いようで、
ネットにも結構出ているのですが、それも色々で画像イの白青系のパターン、画像ハの緑系のパターンに分けられるようです。どっち?と少し前は頭を抱えていたよしべ~ですが、人間の目は緑を感じにくくできていて、画像をストレッチすると、淡い緑が増幅されて見えてくることを知り、最近はSiriLの『グリーンノイズ除去』を使うようにしています。お陰で次のZWOのお手本画像ニのような雷神の兜も出せるようになりました(^^;

ところでアバターどうするか?
緑の雷神の兜好きなのでこれまでどおり(^_^)

画像ニ、導入画面

画像ホ、導入画面広域

参考資料等
02) Seestarマニア Junpyさんのサイト
03)Constellation StellarScenesさん『星座』へのリンク

電視観望の記録等関連Blog







星見娘で電視観望4212(いっかくじゅう座 クリスマスツリー星団)

2024-12-07 01:00:00 | SeestarSelects
いっかくじゅう座
NGC2264 クリスマスツリー星団+コーン星雲
Sh2-273 キツネの毛皮星雲

画像イ、11/24、10秒露出32分のライブスタック
中央の白い部分がSh2-273
フレーミング×約1.3・一3°、UV IRcutフィルター
(SiriL+GraXpertで画像処理、写真アプリで調整)
一般にいわれるクリスマスツリー星団はそれを中心にさまざまな天体からなる複合天体。クリスマスが近づくとNASAがよく画像を公開するので大変有名。昨年までは星団のはずなのにSNSで見るのは色がついてきれいと頭の中に『???』が飛んでました。大分慣れましたが(^^;
右下のコーン星雲を上の中心において、クリスマスツリーに見たてることが多いようで、とり方失敗かな。また頑張ります。
カタログ指定もNGC2264、Sh2-273、Cr112、・・・暗黒星雲もありと、調べ出すときりがないくらい出てくるので、こんなものと見て楽しむことにします。(^^;

画像ロ、画像処理前のSiriLによるアノテーション

画像ハ、SeestarアプリのJpeg

(写真アプリで画像調整)
画像ニ、導入画面

画像ホ、導入画面広域

参考)画像イのReコンポ前の星だけ画像


参考資料等
02) Seestarマニア Junpyさんのサイト
03)Constellation StellarScenesさん『星座』へのリンク




星見娘で電視観望4209(エリダヌス座 魔女の横顔星雲 with Ver2.2)

2024-12-03 01:00:00 | SeestarSelects
エリダヌス座 NGC1909/IC2118 魔女の横顔星雲/the Witch Head Nebula

画像イ、12/01(新月)、 10秒露出79分のライブスタック
(所用時間約3時間半)、180°回転
フレーミング(x2、約ー25°、予測時間1.9 hour)
(インテリジェント・ディノイジング適用後、写真アプリとAffinity Photo 2.5で調整、SiriLでグリーンノイズ除去など)

IC2118は距離約900光年の反射星雲。オリオン座の1等星リゲルの光を受けて輝くが大変淡い星雲。その見た目から魔女の横顔星雲と呼ばれている。

SeestarS50の星図(SkyATLAS)で見つけて、手動調整で導入。フレーミングX 2で、予測時間1.9hourの表示。少し考えましたがIC2118撮れたら1日の成果としては充分かと考えて観望開始。スタックエラー等で、なかなか進まず、画角全体がうまったのはスタック52分後(約2時間半後)。『朝まで寝ずにやってろ!私先に寝る。』という館長の温かい励ましの言葉(『うん?』)も頂きましたが、Seestarを軒の下に設置してしまったので、軒で星が隠れる前に撤収(^^;ちょっと残念。

IC2118の全体は写ってませんが、ここまで撮れるSeestar凄くないですか(^^)

画像ロ、ディノイズ適用の撮って出し
大変淡いですが、これだけ映ればストレッチで炙り出せると本人は一安心していました。
人工衛星が通過(79のところ)してますがトリミングでほぼ問題ない位置(^^;
画像ハ、Seestarアプリのアノテーション

画像二、導入画面(観望中のスクショ)
鼻の辺りの輝星を目当てにフレーミングを設定

画像ホ、導入画面広域
本当にリゲルのすぐそばにある。

参考資料等
02) Seestarマニア Junpyさんのサイト
03)Constellation StellarScenesさん『星座』へのリンク

電視観望の記録等関連Blog




星見娘で電視観望4207(燃える木と馬頭星雲 with Ver2.2)

2024-12-01 01:00:00 | SeestarSelects
オリオン座
ζ Ori アルニタク(Alnitak)
NGC2024/Sh2-277 燃える木
IC434/B33/LBN953 馬頭星雲
NGC2023 (ほぼ中央)
IC432 (燃える木のすぐ上)など

Seestar界隈、アプリVer2.2で搭載されたインテリジェント・ディノイジング機能で、星雲が凄く綺麗に写るので盛り上がってますね。X見てるとインテリジェント・ディノイジング祭りの様相も(^_^)よしべやも参加です!

閑話休題

画像イ、11/29深夜、LPフィルター使用、
60分のライブスタック
フレーミング(×1.5、約-30°、予測時間1 hour)

(スタックされたFitsファイルをSeestarアプリで調整、インテリジェント・ディノイズ。写真アプリで調整。表われたグリーンノイズをSiriLで除去、再度写真アプリで調整)

三つ星一番東の2等星アルニタクに照らされ強烈に輝くNGC2024。手前の暗黒星雲で分断され、木が燃えているように見える。日本ではその印象が強く『燃える木』。海外では『Flame Nebura(炎星雲)』『クリスマスツリー星雲』などと呼ばれている。私は絶対的に『燃える木』の印象。
その下には赤い散光星雲IC434、馬の頭の部分は暗黒星雲B33、左隣は、変光星HD37903とそれを取り巻くNGC2023。
アルニタク周辺は初心者でも観望できる天体の宝庫です(^^)上手に写すのは難しいけど(^^;

SeestarS50Ver2.2凄いわ。グリーンハンドよしべ~でもこんなの撮れちゃうんですね(^^;

画像ロ、インテリジェント・ディノイズをかけた撮ってだし

画像ハ、ライブ終了直前の構図
(中央の長方形は撮影中の画角、外側の白い長方形がフレーミングで設定したモザイクの画角)

画像ニ、画像イに先立って観望した馬頭星雲
燃える木が無いので赤を強調
(人工衛星通過分を除いてSeestar本体で再スタック、Seestarアプリで調整、インテリジェント・ディノイズ適用。SiriLでグリーンノイズ除去、写真アプリで調整)
画像ホ、観望位置広域

参考)画像イをさらにAffniy Photo2.5で弄ったら
同じことが2回できない未熟者の悲しさ(^^;

さらに12/03、SiriL+StarNet、GraXpartで画像処理