チロちゃん日記

のんびりまったり幸せブログ。
ということにしておこう☆
幸せはどこにでも。すぐそばにあるものであります。

かもめ食堂 読みました。

2010年04月12日 09時03分04秒 | 本を読む
群ようこさんの「かもめ食堂」を読みました
うちの父が、何冊か、この方の作品を本棚に置いてあったな、と思って手に取りました。
映画化もされていて、映画は観ていないけれど、どんな人が出られていたかは覚えています。

この小説は、一言で言うと、爽やか

「かもめ食堂」は、きっと、
明るい雰囲気、真っ白な木のテーブル・椅子、
水色のタイルや扉、でも所々の塗料がはげていたり、タイルが欠けていたり、
でも、それがなかなか味のあるこ洒落たお店なんだろうな。
そして、働いている女性(はじめは邦人女性一人で切り盛り、あとで人が増えます)
はみんなシンプルなシャツに無印良品のようなエプロンをかけて、
健康的なでも色とりどりの食材を作ったり提供している。
いろんな想像をしてしまいました。

素朴だけど、みんなが求めている癒しの空間。
爽やかな風と一緒に来店する、幸せな人々。


実際は、従業員も、お客さんも、いろんな悩みを抱えているのですが、
みんなそれぞれが力になって、幸せになっていきます。

青空を背景に、ふっくらと太ったかもめがのんびりとしている、
「かもめ食堂」の窓からボーっとかもめを見つめる女性。
私がもし絵が上手なら、この作品で絵を描いてみたい、と思いました


あ、舞台はフィンランドです。素敵ですよね