メキシコ、19人の他殺体発見 麻薬組織間の縄張り争いか
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メキシコの警察官(2018年3月6日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / ULISES RUIZ
【8月9日 AFP】メキシコ中西部ミチョアカン(Michoacan)州のウルアパン(Uruapan)で8日、麻薬密売組織間の縄張りをめぐる抗争で殺害されたとみられる計19人の遺体が市内の数か所で発見された。州検察当局によると、遺体はばらばらに切断されたり、高架橋につるされたりしていたという。
地元メディアが報じた画像には、脅迫メッセージが書かれたビニールシートと数人の遺体が高架橋からつるされている様子が写っている。地元の麻薬カルテル抗争では脅しの手段としてよくみられる行為だ。
州検察のアドリアン・ロペス(Adrian Lopez)主任検事は記者会見で、「複数の犯罪組織の地元支部の間で、麻薬の生産、流通、消費の支配権をめぐって縄張り争いが起きている」と説明したが、関与が疑われる犯罪組織の名は明らかにしなかった。(c)AFP
ファーウェイ、独自OS「HarmonyOS」を公開 「世界に調和もたらす」
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中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)のロゴ(2019年8月2日撮影、資料写真)。(c)FRED DUFOUR / AFP
【8月9日 AFP】中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ、Huawei)は9日、独自の携帯端末用基本ソフト(OS)「HarmonyOS」を公開した。
ファーウェイは米当局の輸出規制により、米グーグル(Google)の携帯端末用基本ソフト(OS)「アンドロイド(Android)」が使用できなくなる懸念に直面している。
清代の「李氏家譜」発見、錦衣衛の世襲状況記す 河北省
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新たに発見された「李氏家譜」の写本は糸とじ製本で、縦26センチ、横15センチ。紙は黄褐色で、230ページが残っている。すでにもろくなっており、縁の部分にはネズミがかんだ跡が残る。家譜には楷書で人名と事績が書かれている。字体は整っており、力強く、主要人物には注釈が加えられている。残念ながら序文は失われているが、本文の記載はしっかりと残っている。
同県政治協商会議で文化や歴史の調査・研究を行う李恒坤(Li Hengkun)氏によると、この家譜の発見は、明・清代の官職制度の受け継がれ方や民俗文化、忠孝礼節などを研究するために、非常に高い歴史学的な価値があるという。(c)Xinhua News/AFPBB News
大坂がロジャーズ杯3回戦突破、セレーナとの準々決勝「楽しみ」
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テニス、ロジャーズ・カップ、女子シングルス3回戦。笑顔を見せる大坂なおみ(2019年8月8日撮影)。(c)Vaughn Ridley/Getty Images/AFP
【8月9日 AFP】テニス、ロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2019)は8日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第2シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)は7-6(7-4)、6-4で予選勝者のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)を下し、準々決勝進出を決めた。
大坂は、ラブゲームのブレークで試合を締めくくり約1時間50分の一戦を制した。
また、第8シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)も、予選勝者のエカテリーナ・アレクサンドロワ(Ekaterina Alexandrova、ロシア)に7-5、6-4で勝利。
この結果、大坂は昨年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2018)決勝で対戦したセレーナと準々決勝で相まみえることになった。議論を呼ぶ幕切れとなったこの試合の後、両者が顔を合わせるのは今回が初めてになる。
21歳の大坂は、この試合で子どもの頃からのアイドルであるセレーナを6-2、6-4で下した。しかし、主審と口論したセレーナは1ゲームのペナルティーを科されることになり、大坂の四大大会(グランドスラム)優勝に水を差す結果となった。
表彰式で一部のファンからブーイングを浴びた大坂は後に、栄光の瞬間になるはずだったこの全米オープンについて「ややほろ苦い」と称した。
セレーナは「実は、彼女との対戦をしばらく楽しみにしていた」「今年の序盤戦は素晴らしかったし、今でも非常に良いテニスをみせている」と話した。
一方の大坂はシフィオンテクとの試合の後、「普段の準々決勝のように扱うことになると思う。でも、準々決勝自体が久しぶりだから」とコメントした。
「純粋にすごく楽しみ。私は彼女を見て育ったから、彼女と対戦するときにいつも考えるのは、一生に一度の機会だということ」
「どちらかというと、私のスキルを彼女に披露しているという感じ。『見て、こんなことができるの』ってね。何を言っているか分かるでしょ?」
「だから私は、そういうメンタリティーで試合に臨む。彼女と対戦できる機会にただとても感謝している」 (c)AFP
ミャンマー、モンスーン豪雨で大規模洪水 町一帯が湖に
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ミャンマー・バゴー管区で、上空から見たシュウェインの洪水被害(2019年8月8日撮影)。(c)Sai Aung MAIN / AFP
【8月9日 AFP】モンスーンで豪雨が続くミャンマーが、広範囲にわたって大規模な洪水に見舞われている。政府当局は8日、約3万人が避難を余儀なくされていると発表した。
社会福祉・救済復興省によると、最も洪水が深刻なのは最大都市ヤンゴン北方にあるバゴー(Bago)管区西部とモン(Mon)州、カレン(Karen)州。
多くの住民は地元の僧院に避難しているが、濁流の中を腰まで水に漬かって歩いたり、木製のボートにペットと積めるだけの家財道具を載せたりしてて避難する人の姿もみられる。
防災当局幹部のコーコー・ナイン(Ko Ko Naing)氏によれば、洪水による避難者は8日現在、ミャンマー全土で3万人を超えるという。
一方、国連人道問題調整事務所(OCHA)の推計は、ここ数週間の避難者数は約8万9千人となっているが、多くはすでに自宅に帰還したとしている。(c)AFP
*上記はAFPBBNEWSの記事から引用しました。
*今日の一言
神奈川)「キンモクセイ」11年ぶりに相模原で活動再開します。
相模原市出身者がメインで構成される5人組バンド「キンモクセイ」が、11年ぶりに市内のライブで本格的に活動再開する。代表曲「二人のアカボシ」の大ヒットでNHK紅白歌合戦にも出場した彼らは、長い活動休止の時間を経て、「いまは音楽をゆっくり楽しんでいきたい」と語る。
♪あの高速道路の橋を駆け抜けて君つれたまま 二人ここから遠くへと逃げ去ってしまおうか
メジャーデビュー翌年の2002年にリリースされたセカンドシングル「二人のアカボシ」は、どこか懐かしい歌詞とメロディーが耳に残るポップスだ。作詞作曲を手がけたボーカルの伊藤俊吾さん(42)が、澄んだ声で歌い上げる。バンド最大のヒット曲で、紅白出場を果たした。
1998年に結成。伊藤さんと、ベースの白井雄介さん(42)、リードギターの後藤秀人さん(42)が相模原市出身で、ドラムスの張替(はりがえ)智広さん(43)も相模原で暮らした。ギターの佐々木良さん(43)は隣接する東京都町田市出身だ。メンバーは「ほぼ相模原のバンド」と言う。
シングル15枚、アルバム5枚、ベストアルバム1枚を発表。順風満帆に思えたが、2008年に活動休止。伊藤さんは「ヒット曲を作り続ける重圧に耐えられなくなった。『解散しよう』と話し合いもした」と振り返る。バンドの空気が重くなっていた。
その後、5人はそれぞれの道を歩んだ。伊藤さんはソロ活動を充実させ、他のメンバーもアーティストに楽曲提供したり、テレビ番組に出演したりと、音楽に関わり続けてきた。
転機は昨年。相模原市の恒例行事「さがみはらフェスタ」への出演依頼を受けた伊藤さんは、軽い気持ちで「やらない?」とメンバーに声をかけた。思いは同じだった。「やりたい」。10年ぶりに集まり、同フェスタにライブ出演。2千人超が訪れ、「二人のアカボシ」などに聴き入った。
「ファンが待ってくれていた。空白の時間が一瞬で埋まった気がした」とリーダーの白井さん。この5人で音楽を楽しめるようになっていた。同フェスタをきっかけに、もう一度、バンドを組むことを決めた。
「キンモクセイ活動再開記念ライブちゃんとしたワンマン2019」を10月15日、相模原市民会館(同市中央区)で開催する。6月にチケットを先行発売したところ900枚が即日完売し、一般発売分も残りわずか。当日はファンにはおなじみの曲から新曲までを披露する。伊藤さんは「『地元感満載』のライブになると思う。全力を出したい」と話す。
今月25日には相模大野中央公園(同市南区)である「相模大野もんじぇ祭り」のステージに出演する。全員が個々に活動をするためスケジュールの調整は難しいが、今後、市のPR活動に協力していくという。
20代で一気にスターに駆け上がった彼らはいま、40代に。「音楽を楽しむバンドとして、自分たちのペースでゆっくり、のんびりと活動していきたい」と声をそろえている。
*上記は朝日新聞デジタル版の記事から引用しました。
*音楽が好きな方は、ぜひ参加して楽しんでください。