唐代にタイムスリップ! 華やかな「隠市」を楽しむ 西安
【8月20日 Xinhua News】かつてシルクロードの起点の街として栄えた中国陝西省(Shaanxi)西安市(Xi'an)にある古代の風格にならった建築群、大唐西市で15日、特色ある夜市「隠市」が開かれた。民芸品やクリエーティブ製品が集まり、さまざまなショーが行われるこの市場では、観光客らが多彩で華やかな盛唐文化を楽しむことができる。 同市場は月に2回、毎回3日間にわたって開催される。(c)Xinhua News/AFPBB News
「日本を読む」 16万種類超出品の上海ブックフェア
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日本関連の本を集めた書棚の本を手に取る来場者(2019年8月19日撮影)。(c)Xinhua News
【8月20日 Xinhua News】中国・上海市の上海展覧センターで14~20日、「2019上海ブックフェア」が開かれ、全国の出版社500社余りの書籍16万種類以上が出品された。多くの出版社が日本人作家の翻訳作品、日本の文化や社会、観光、生活などを紹介する書籍を展示し、中でも推薦図書のコーナーは、多くの来場者が注目するフェアの目玉の一つとなった。(c)Xinhua News/AFPBB News
中日韓の書画文化交流の歴史を紹介、展覧会開催 甘粛省
【8月20日 Xinhua News】中国、日本、韓国の書画文化の交流の歴史を伝える展覧会「第九回通渭(つうい)書画文化芸術節中日韓書画交流展」が16日、中国甘粛省(Gansu)定西市(Dingxi)の通渭県(Tongwei)で開かれた。同展には中国、日本、韓国などの関連団体から招かれた芸術家55人による作品60点余りが展示された。
地元政府によると、今回の展覧会の趣旨は、文化交流の歴史が長く深い淵源がある中日韓の書画芸術を展示することで、東洋芸術の独特の魅力を来場者に紹介し、文明の相互学習を促し、文化芸術の交流・融合を推進することにある。(c)Xinhua News/AFPBB News
観光バスが30メートル下の谷に転落、中国人13人死亡 ラオス
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中国人観光客13人が死亡したバス転落事故の発生場所を示した地図。(c)Gal ROMA / AFP
【8月20日 AFP】ラオスで19日夜、観光バスが道路から30メートル下の谷に転落し、少なくとも中国人観光客13人が死亡した。現地警察が20日、明らかにした。
事故当時、バスは中国人40人以上を乗せ、観光地ルアンプラバン(Luang Prabang)に向かっていた。
中国国営メディアが報じた現場の写真には、救助隊員が足首まで水に浸かった状態で移動する様子が捉えられていた。
ラオスの現地紙ビエンチャン・タイムズ(Vientiane Times)によると、近年ラオスでは観光業が成長しており、2019年上半期に同国を訪れた中国人観光客は前年同期比で13%増加した。(c)AFP
ロシア人船員の瓶入りの手紙、50年経て米アラスカ州で発見
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米アラスカ州シシュマレフの海岸で見つかった瓶入りの手紙(2019年8月5日撮影、19日入手)。(c)AFP PHOTO / HO/ Tyler Ivanoff
【8月20日 AFP】米アラスカ州の海岸でまき拾いをしていた男性が50年前にソ連の船員が海に投げ入れた瓶入りの手紙を見つけ、その後、SNS投稿やメディアを通じてこの船員の居場所が突き止められる出来事があった。
瓶を見つけたのはアラスカ州シシュマレフ(Shishmaref)で教員助手を務めるタイラー・イワノフ(Tyler Ivanoff)さん。手紙は手書きで「こんにちは。こちらはロシア極東船団の母船VRXFスラク(VRXF Sulak)号」「健康で長生き、そして楽しい航海を。1969年6月20日」と記されていた。
イワノフさんは今月5日、瓶と手紙の文面の写真をフェイスブック(Facebook)に投稿。しかし、話はそこで終わらなかった。
ロシアのテレビ局ロシア1(Rossiya 1)はウラジオストク(Vladivostok)内の差出人住所をたどり、現在クリミア(Crimea)在住の元船員アナトリー・ボトサネンコ(Anatoly Botsanenko)氏を突き止めた。
ボトサネンコ氏は船員服姿でロシア1とのインタビューに応じ、1969年当時は35歳で、スラク号の乗組員だったと述べた。
記者のスマートフォンで手紙を見たボトサネンコ氏は最初、「私の手書きではない」と懐疑的だったが、書かれていた差出人住所が昔の自宅のものであることを覚えていたという。(c)AFP
*上記はAFPBBNEWSの記事から引用しました。
*今日の一言
神奈川)大名行列の保存会長38歳若返り 松田町で!
神奈川県松田町の夏の風物詩「まつだ観光まつり」の中心行事は、明治初期から伝わる「大名行列」だ。その保存会長がこの夏、38歳若返り、長谷川聡さん(40)が受け継いだ。少子高齢化で運営の難しさが増すなか、「町を出た人も里帰りして参加してくれるまつりにしたい」と意気込む。まつりは24日に本番を迎える。
大名行列の由来は1871(明治4)年の廃藩置県にさかのぼる。小田原藩主だった大久保忠良が華族として東京へ移る際、町の人たちが参勤交代の大名行列で演じられた「奴(やっこ)振り」を後世に残そうと、小田原から師匠を呼んで型を教わり、75(同8)年ごろに地元の寒田神社の祭礼の行列に組み込んだのが始まりとされる。独特のかけ声や動作が特徴だ。
箱根町にもある大名行列の奴振りは、1935年の箱根観光博覧会のために松田町の人が指導して始まったという。
松田町では、71年に大名行列を神社の祭礼から切り離し、76年に保存会が発足。伝承活動を続けてきた。だが、高齢化が進み、会長のなり手を探すのが難しくなってきたという。
まつりからの若者離れも課題だ。飲食店などを経営しながら、奴振りを支える若手演技者の中心的役割を担ってきた長谷川さんは「30代の人でも、まつりの日に色々やらされるからと他のところに行ってしまう」と危機感を抱く。「まつりは子どもからお年寄りまでが一つになれる、町で唯一のもの。本当ならみんなが楽しむものなのに」。自ら会長に手を挙げて、5月に就任した。
先人たちから伝わる文化を「私たちのやり方で守り、次の世代へつなぎたい。新しい風を入れても、演技の質は絶対に落とさない」と語る。9月には、山形県河北町である「全国奴まつり」に12年ぶりに参加する予定だ。
前会長で顧問になった渡辺興治郎さん(78)は「店をやりながら会長を務めるのは大変な仕事。それでも5年はやると言ってくれた。彼を支える仲間も先輩も大勢いるので、しっかりと継承してほしい」と期待する。
まつりのキャッチフレーズは「舞え新時代」。令和の最初と保存会長の若返りの意味が込められた。
大名行列を含むパレードは24日午後4時20分から。町中心部を練り歩き、酒匂川町民親水広場をめざす。午後8時からは松田町と開成町の合同で「あしがら花火大会」もある。まつりの問い合わせは、松田町観光協会(0465・85・3130)へ。
*上記は朝日新聞デジタル版の記事から引用しました。
*大名行列を見学したい方は、ぜひ参加して楽しんでください。