こんにちは。
前回の授業では、新しいロイター板を持っていき生徒が来る前に一人で何度もジャンプしてはしゃいでました(笑)
今回は過程に価値があるというお話をしていきたいと思います。
今週の授業では、多くの子が縄跳びが飛躍的に上手になり、また逆上がりができるようになった子がいたりなど、たくさんの結果が出る授業でした。子ども達もすごく楽しそうに授業に取り組んでいる姿がとても嬉しかったです。
こうやって何かができるようになった、上手になった時に、できたことや上手になったことだけを評価するのはとてももったいないです。そこに至るまでの過程で、うまくいかないながらに頑張ったり苦労したりといったことがあったと思います。その中で続けてきたからこそ、少しずつ結果が出たり、時には急に結果が出たりする時があります。その過程があったからこそ結果が出ただけであって、突然できるようになったりしたわけではありません。
その過程こそ私はすごく評価すべきことだと思います。別に逆上がりができたから縄跳びが跳べるようになったからすごいわけではありません。そこに至るまでまだ結果が出るか分からない中で一生懸命頑張ってる姿がすごいと思います。ここをしっかり褒めてあげる、または振り返って伝えてあげる必要があります。
今後生徒たちが生きていく中で、全て結果の出る事ばかりではありません。うまくいかないこともあると思います。また、確実に結果が出る事ばかり行なっていても、気持ちを強くすることができず、成長がなかなか見られないと思います。
新しいことにチャレンジする気持ちは、結果だけを評価してしまうと、うまくいかなかった場合に少しずつ怖くなってきます。そうではなく前向きに楽しく色々なことにチャレンジする気持ちを作るためにも、結果だけでなくその過程でどう評価してあげるか、そして子ども自身に『今日はできなかったから良くなかった』ではなく、『今日はここまで頑張れた』といったように、うまくいってないときでも、適切に自分を評価できるようになってくれるといいなと思います。
物事に取り組む過程が大切というのはなんとなく分かっていても、ついつい結果ばかり見てしまい、結果のみ評価して過程を褒める、伝えるのを忘れがちのように感じます。縄跳びが跳べるから立派な人になれるわけではありません。縄跳びが跳べるようになるにあたり、できないことに挫けずに一生懸命頑張る姿が立派な人へと成長させてくれると思います。
このことはまだ子ども達が分かっていない部分だと思いますので、指導する先生や保護者の方がしっかり言葉で何度も伝えてあげることで、少しずつ理解してくれると思います。
今回の授業はとても結果出た授業でした!ここに至るまでの出来事を今後の授業では、以前うまくいってないときはこうだったけどねとイジリながら行なっていきたいと思います(笑)
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