演技にとっての基礎として僕が考えるのは、PQRです。
ま、実は取って付けたような話ですが。
Pはpriorityです。
つまり優先順位。
もちろん演技の上でもそうですし、稽古を進めていく上でもそうです。
そのシーンに、いままさにその場面で何が重要なのか。
それをとらまえられている人は強いです。
Qは、以前も書いたqualityとquantity、つまり質と量です。
大事な事はやっていることの質の高さですし、様々なものの質を見抜ける洞察力です。
何よりも稽古量がものを言います。自信になります。
Rはreality。現実感です。本物、本当のことをそこに出現させられるのか。
これらのことを身に付けるには相当の努力が必要ですけれど。
演出の基本は更地であることでしょうか。フラットに考えられることかと思います。
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