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YOU-PROJECT BLOG

C:crew

海賊王にならずとも、演劇をするなら優秀な仲間が必要です。

クルー(乗組員)ですね。
clueだと手がかりという意味になったりするので気をつけるように・・・。

英語の先生は少し脇に置いておいて、CDFは相変わらず人が少ない状況が続いています。

でも、写真のようにぷーさんに友情出演していただきながら、楽しく作品を作り上げました。
今回はとある田舎町の、とある名家の、とあるお人のお通夜ということでした。
写真は故人の妹(ぷー)と娘が語り合い、後妻は泣き濡れている姿です。

やはり登場人物の設定が、後妻と、三番目の妻の娘が出てくるもので、途中火曜サスペンス劇場のテーマが流れてきそうなほど、どろどろとした、お昼の二時代のようなドラマでした。

なかなか面白かったです。
僕は参加するとなぜだかエスエフ設定にするのが好きみたいです。
ぷーをオリオン星人にしてしまいました。

反省というか、田舎町ってことをもう少しうまくつかえたらよかったな、と思っています。近所のおじさん役をやったので・・・。

あとは、創作の時間を重視するあまり、すぐに創るエチュードに入ってしまいました。
やっぱりもう少し導入というか、ストレッチなりシアターゲームなりをしてほぐしがあったほうが良いな、と思いましたので、次回からはそうします。
動きやすい服装でお越しください。

僕の考えでは、人はリラックスしている方が創造的になると思います。

真面目な人ほど、何かを生み出すには、というか良い作品を創るためには犠牲が必要だ!!とかストイックな芸術家を連想するようですが、モーツアルトなんかほんの少しの時間でものすごい名作を作り上げてますし、現代の美術家の中にはトイレの便器を置いて・・・、いやまあそれが手抜きだといっているわけではなくね。
まあだから、ふっと気楽にCDFには来てください。
まあ、創作で悩んだり苦しんだり多少はすると思うんですけど、動き続ける中に芝居は立ち上がってきます。

まあ、僕自身「創作に必要なことは日常をきちんと生きることだ」と思っていますし、決して無理や犠牲を払うことの中に優れた芸術性があるとも思っていません。
多大の努力を払わないといけないのはそれは素人だろって思ってしまうときもありましたが、いろんな考え方があり、いろんな芸術観がああって、創作方法があって、ということが分かってきました。
でも、僕の方法論はこうです。
演出してる時も限りなくだらーっとしてます・・・。

人間って身体つきも、性格も、育ってきた環境も違います。
だから考え方も、人との接し方も、ある事への反応や対応の仕方も様々です。

でも、だからこそ多様性や創造性が生まれるし、3人寄ればなんとやらで、二人は一人に勝るわけで、みんなでよい作品にしようと一心同体を目指すわけです。

まあ、そのときに一番大切なのは逆に、われわれは決して一心同体にはならない、という客観的事実を踏まえることだとは思うのですが。

相手の考えを受け入れながら、しなやかに自分の意思をも伝えて物事を前に進めていくことが出来たら、本当に素晴らしい作品が生まれると思います。

結局それは、一つの技術ですから、コミュニケーションしよう、人と関わろうというときに何かが生まれるのかな、と思います。


さて、ちょっと次回予告をして見ましょうか。
かつての日誌を見てみるとありましたし。

次回は、とある住宅地のゴミ集積所です。
樟葉にお住まいの方は、並木なんか思い浮かべていただくと良いかもしれません。

そしてこれは、2004年にやったときは、実際に他の人には見えない(お客様からは見える)幽霊役が出てくるお芝居でした。

こうご期待!!
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