わかめ体操に寄り道していましたが、再び声のレッスンに戻ります。
基本的には以前に書いていた「発声と身体のレッスン」の書かれている順に進展していきます。
書かれている通りではあるのですが、寝転がった状態、立った状態、歩いている状態で、やれるようになっていくことを目指します。
このときに必ず言うのが、あせらなくていい、ということです。
例えば専門学校でどうしても背中が床にくっつかない、ものすごく緊張した背中の生徒がいました。
どんな人生だろうって思いましたけれども、みんながみんな同じ体をもっているわけじゃないっていうことを再認識させられました。
書かれている中では、いわゆる臍下丹田から声を出すレッスンのところをやるのが大好きです。
お腹で支えるっていうことが目から鱗のようにわかります。
さて、実際に短い母音を言っていく際には、日本語が一音一音に気持ちを込められる言葉であることを、歌を題材にして伝えます。
その上で、非常に大事にして欲しい旨を伝えます。
例えばいわゆる北原白秋先生の「アメンボ赤いなあいうえお」でも、「も」の音に着目して、
「浮きもに小エビも泳いでる」の「も」はそれぞれ違うことに着目してもらいます。
また、声はベクトルだということを言います。
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