あのー、演劇をやる人ってやっぱり演劇が大好きな人が多いなって思います。
キライだって言っている人でも、結局はやりつづけているんですから。
何度か出演いただいている俳優さんたちと過去にやった公演とか読んだ戯曲の話をするときには、本当にすごくいい顔をされます。
めちゃくちゃ楽しそうです。
僕自身、やっぱり演劇の話をするときは、普通に長話になりますし、しかもそのときに話すたとえがとっても分かりにくいそうです。
画家が自然に感動して、それを絵の具を使ってキャンバスに再現するように、僕も俳優や舞台美術や小道具・衣装・ヘアメイクを用いてこの世界、特に人間関係や人生ってやつを舞台上に再現していきたいな、って思うのです。
でもこの例えはちょっとわかりにくいらしく・・・、もっかどうしたものかと思っています。
もう一つは物語を語る、ということ。
私達は何かの話を誰かに聞かせて会話し対話しコミュニケーションを取っています。
それで、演劇という手段を通じて、誰かが成長していくような、自立して決断をくだしていく、そういうお話をお客様に語りたいって思うのです。
しかも、俳優さんや戯曲のこんなところがぼくは大好きで愛しているっていうものを目立たせて、お客さんにアピールしていきたいのです。
やっぱり演劇それ自体を愛しているかな・・・。
趣味、っていうコトバで表しても、仕事っていう言葉で表してもなんだか「言いえて妙」という感じには至らないです。
面白いって言うことばがでも、あいしてるというよりはハマるかなあ。
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