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E:Email

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不思議なものですが、Eメールの無い世の中など考えられなくなりました。
もちろん今でもメールを使われない方も一定数いらっしゃるかとは思いますが、どんどんどんどんそういった方が引退されていくので必須になるでしょう。

ちょうど僕が演劇の制作(今も説明に窮する事が多いですが演劇公演をやる事務方)を始めたころに、当時僕が下についていたプロデューサーがメールを使って仕事をしよう、時間短縮になる、と喜んでいたことを覚えています。

このEメールですが、いつも二つ困ることがあります。
一つ目は、シンプルに表現しようと思うと味気なくなり、無駄なことを言う(書く)とあざとくなるんですよね。

二つ目は、漢字変換が優秀すぎて、本来自分の語彙に無いような漢字(左記の彙など)をついつい使ってしまうことです。

これもまた演出的考えになりますが、カタカナとひらがなと漢字では、眼に見えて印象が異なるからです。

例えば「愛してる」「アイシテル」「あいしてる」はそれぞれ異なります。
しかも与える印象はその言葉ごとに違う。
「言葉」「コトバ」「ことば」

雑誌のインタビュー記事などの場合も、僕としては「創る」というつもりで話していても、通常は「作る」なので、と言われてしまいます。
一瞬、「ツクる」にしようかと思うのですが、なんだかマージャンのツモるみたいだし・・・。

今書いていた「にしようか」も「西八日」と変換されます。

機械ってやっぱり人間には圧倒的な差で負けますね。


みなさんも、一度メールの文面を分析してみると面白いかも。
この人はいいなあ、という人はきっと僕よりずっと演出の才能があるかもしれません。
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