子供は親の本質を見ている

老害

なんて言葉だろう
今、若者たちのSNSに老害と言うものが流行っているそうです


社会保障費が
老人の医療費や介護費に使われて
国が赤字財政になっていると言われ
そのせいなのだろう
老害という言葉が生まれ老人を馬鹿にしている人たちがいる


社会保障費は、今は老人だけでは無いではないか
子供の医療費も学費も無料になっているではないか
老人を責めるのは間違っていると思う
お互いに助け合う精神が必要なのではないのか


昔、老人の医療費が無料になった
家に行けば食費やら色々お金がかかるけれど
病院なら、お金はいらない
家族と病院の利害の一致から
家に帰れる老人も家に帰れず
病院で過ごすことになった老人が
「国が悪い」と言った言葉を私は聞いている

今度は
子供に医療費も学費も無料になった
無料になるのはありがたいと思うが
大切な事が失われていく気がする
かつて老人の医療費が無料になった時
病院が姥捨てったなったように
親を大切にしなくなったように

子供も・・・
今の子供も本気で親に愛されているのかな


本気で愛するというのは
親が子供を一生懸命に育てるという事なんだ
一生懸命に育てるという事は
子供が社会人になれるように育てる事なんだ
社会人になれるように育てるという事は
勉強とかではなく
相手の事も思いやれる心を育てるという事だと思うし
一人でも強く正しく生きるすべを教える事だと私は思う

親の後ろ姿を見て子は育つっていうからね
子供は親の本質を見ているんだ

親に本気で愛されている子供たちが
集団で陰湿な虐めはしないと思うし
お金を得るために売春や詐欺に加担する風潮や
老害なんて酷いことを言う人間を生み出すのは
何か大切な事が失われているからではないのかな




＊
今は老人でも医療費も介護費でも
3割負担の人たちいるんだよ
3割と言っても大金持ちではないよ
だから大金持ちではない3割負担の人は不安で必要な医療にもかからない人もいるんだよ