上達したい方のための水墨画教室

水墨画の奥深い魅力と沈和年先生による本格的水墨画指導の様子や教室会員さん達の学習の成果を紹介していきます

4月 勉強会🌸

2023-04-24 | 教室の様子
春は三寒四温といいますが、振り幅が大きいと思いませんか?
夏バテならぬ春バテと言う言葉をニュースで耳にしました。多分秋には秋バテと言う言葉が出て来そうです😅いつバテない時がくるんでしょう???そんな気分になります。

気温にも言葉にも負けず、元気に過ごしていきましょう 🎶 
やりたい事をやってる人は元気です💪

今月の教室は



坂本さんの不動明王から。
いい味わいの不動明王です!楢木さんが本を出されたのですが、その挿絵に影響を受け描いた一枚です。
写真を撮った時に、ブログの一枚目はこれだと確信しました😆 粗雑に描いてますが、優しさと厳しさ両方を感じます✨











今回もたくさん描かれてきました👏👏👏
個人的にカラスと岩🪨の岩が素敵で見惚れました。墨の滲み、擦れ、線の強さ形、全てが入ってるなと思います。
リスと月夜の絵はリスの表情がとても可愛らしく、みんなが欲しいとジャンケン✊✌️🖐️大会になりました😆 見事、ゲットさせていただきましたよ🔥
こんな感じで相変わらず賑やかにやっております。






水谷さんの葡萄と椿の絵
坂本さんに影響を受け葡萄を描いていました、なんだかんだ言いながら、絵にしてしまう水谷さんは凄いなと思います👏👏👏 
椿も素晴らしいですね、花の位置もいいですし、説明的ではない感じがまた素敵です。
葉と幹の濃淡の違いも素晴らしい!






私も真似て葡萄を描いてみたのですが、どうも葉っぱを描き過ぎてしまって💦
上手く空間が残せません。
水墨画は紙の白が一番美しいと思います、なのに手に勢いあり過ぎて、せっかくの空間を台無しにしてしまいます😭
考えて描かないといけませんね。 

子供のように無邪気に描けたら楽しいだろうなと思うのですが、そうなるには沢山描いて自分の中に要素を入れ込んでおかないと出てきません、自分の中のもの以上は出て来ないのです。
絵の技法やテクニックもですが、気持ちや思いも自分の中のもの以上は出てこない、いろんな経験や豊かな感情も育てていけたら、人の心が動く絵が描けるようになるのかもしれません。

ま、そんな深い所よりまずたくさん描きましょ😆




平野さんの桜🌸の絵
とても丁寧に桜を描かれています。
丁寧に描くと優しい雰囲気になりますね😊
個人的には色の濃淡で前後を、丁寧さと雑さを混ぜて空間の余白が出たらいいのかな?と思いますが(言うのは簡単😅)
平田さんの個性をそのまま突き進んで行くのもまた面白い世界が出来るのではないかと楽しみになります✨✨✨
オリジナルが一番思いが伝わる、そんな気がします。





楢木さんの松の絵
色も入り、線の面白みもあり良い感じです!💕
この線の味なのですが、簡単そうで私には難しいのです。 
露鋒、蔵鋒、直筆など基本が大事だと思い出させて貰いました😊










楢木さんがエッセイと児童文学を合わせた本を出されました👏👏👏✨
中には和年先生の影響を受けたような挿絵もあります。

なべぶたに とじぶた

というタイトルです。どっちも蓋ばっかりやん!とつっこみたくなりますが、不器用でもまっすぐな思いと、人の温かい関わりや経験など、、人生の様子を綴ったエッセイになっています。

気になる方はブログに連絡いただければ、楢木さんに連絡いたします。
どうぞ手に取ってみて下さい。
一般販売はしておりません。

文芸サークルに日本画、水墨画など趣味を一つに本という形にされた行動力は素晴らしいですね!
エッセイを読みましたが決して時間があった訳でも、余裕があった訳でもありません。
やると言う素直な行動力と継続力が全てだと思いました。


やりたい事をやってる人は元気です😊
輝いてます✨




🍀次回5月教室のご案内🍀

⚫︎5月15日(月)
⚫︎なやプラザ

よろしくお願いします💕