そういう意味でこの記事を読めば、少なくとも基地移設に反対する人たちにとっては朗報でもある。
《以下引用》
「環境省は3日、絶滅の恐れのある野生生物の種をまとめた「新レッドリスト」を発表した。旧リストでは対象外だったジュゴンを評価対象種とし、絶滅の危険性が最も高い「絶滅危惧(きぐ)IA類」に指定した。ジュゴンは普天間飛行場代替施設建設予定地の名護市辺野古で目撃されており、今後、保護の在り方や代替施設建設の影響などをめぐって議論を呼びそうだ(8月4日『琉球新報』)《引用ここまで》
当ブログで私がいつも主張してきたことは、国の安全保障という根幹に関わる問題を、政治の中心地東京から最も遠く離れた小さな村のような地域住民にその判断を委ねていいのか、ということである。しかも、公正な判断を求めるのであればともかく、過疎化に悩む自治体の弱みにつけ込むかのような「振興策」という名のアメをちらつかせてのやり方でである。
参議院で民主党が第一党になったということから考えれば、民主党はこの移設問題をどう考えるのか、というよりも、国の安全保障を南の島の、さらに中心地からかなり離れた辺野古という地域に住む住民にかぶせる、という自公政権のやり方を踏襲するのかしないのか、をきっちりとさせなければいけない。
ジュゴンの力は侮れない。
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