《以下引用》
「安倍晋三首相は13日昼、自民党の森喜朗元首相が内閣改造・党役員人事で、福田康夫元官房長官や谷垣禎一前財務相を重要ポストで処遇するよう求めていることについて「まだ人事は白紙の段階だ。熟慮して決めたい。断行していきたい」と述べた」(8月13日『時事通信』)
テレビは言葉だけではなく、その人物そのものを映し出す。その意味で言えば、元首相はご意見番だとでも思ったのだろうか。こうだからこういう人事が大切だ、とばかりに名前を挙げるのは、確かに待ったなしの政局運営を考えれば、さすがに、と思う人がいれば、やっぱし出てきたか、と思う人たちもいる。
しかし、世論の意向に反して続投を決めた安倍さんにすれば、もしここで御大が語るような人事になったとしたら、やっぱり政権欲だけだったのか、と疑われかねない。一方、まるっきり無視したとすれば、そうでなくても弱体化は免れない安倍政権自体の力量が問われる。
「熟慮」の結果を見たいものだ。
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