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認知症研修会に行ってきました

2017年12月14日 12時47分03秒 | 地域包括ケアシステム
こんにちはデイサービス柚庵施設長です。


昨晩、19時より研修会でした。



テーマは前回に引き続き、認知症治療の新たなアプローチ。

「コウノメソッド」


診断された認知症の種類、本当に正しいのか?

今回講師をして頂いた先生は2~3秒で初見診断が可能だそうです。


講師
市川フォレストクリニック 医院長 松野晋太郎先生

毎週水曜日には匝瑳市民病院で認知症外来を担当して下さっております。


先生って診療の時座っていることの方が多いのでわからなかったのですが高身長でした!(笑)

私が184cmなんですが同じくらい有った気がします。そしてスマート!何か運動されているのでしょうか?


話が逸れました💦



認知症の診断にはもちろん画像診断等有るかと思いますが、まずお会いし、会話をするだけである程度分類が可能との事。

図の通り、ピック病は怒りっぽかったり子供ぽかったり....
     レビーは生真面目で鬱状態だったり....


複合型も有るようですが。


まずは診断を正確に行い、投薬へ繋げる。






投薬も、ただただ認知症治療薬を処方するのでは無く、その人に合った薬を探す事が大事。

先生は鍵穴とおっしゃっておりました。

その鍵穴を探すのは主治医のみでなく、家族や施設での服薬量調整も問題を解決する近道と。


また、コウノメソッドでは、西洋医学にだけ頼ることなく、漢方や栄養補助食品(サプリ)も併用しております。



右が米糠 左が乾燥ミミズの粉末成分


途中、診察過程の動画を見せて頂きましたが、びっくりするほどの改善。

自立歩行が出来ず、車椅子生活だった方が、半年ほどで、杖も使わず歩かれて居たり。
ピック病により、横柄な態度や、暴言が凄かった方が、しっかりとお話しをされ、お礼も言えたりと。



現代医学では記憶中枢を改善する事は出来なくとも、周辺症状(暴言・徘徊・妄想等)を限りなく0に近づける。

介護者保護主義を掲げるコウノメソッドならではでしょうか。


ただ薬を出すだけではなく、薬の効果を最大限引き出せる、その人その人の適量を見つけ、突破の鍵を開けていく。


毎回とても面白く勉強させて頂いております。


次回は平成30年2月14日です。







ご参加頂きました、匝瑳市介護保険事業者連絡会の皆様、講師の松野先生、ありがとうございました。


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