5月19日
夜、ホテルの自室でテレビを付けてみると、仏教の説法番組をやっている。アメリカではパット・ロバート村のような有名なキリスト教のテレビ伝道師がいるが、台湾には仏教のテレビ説法師がいるらしい。
それが5チャンネルほどもあり、熱心な仏教徒が多いことをうかがわせる。
5月20日
7:30にモーニングサービスで朝食。
これも実習中の学生さんがサービスしてくれる。
8:30に高雄餐旅学院の容継業校長を表敬訪問、高雄餐旅学院は高雄空港のすぐ近くにあるので、学長室のベランダからは離陸する飛行機が見える。
9:00から学会。10:45~11:15に北九州市の環境モデル都市事業や、東田におけるグリーンビレッジ事業、産業遺産の世界遺産登録に向けた取り組みなどを報告。
自分の発表が終わった後、先に弁当をいただいて、左営駅に送っていただく。
13:00発台湾新幹線440便。左営駅を出発してすぐに台南に到着するが、ここで乗り込んでくる乗客が多く、「商務廂」も窓側席はほぼ埋まる状況になった。
車内で「金牌台湾ビール」を買って飲む。40元。
桃園駅から空港まではシャトルバスに乗車。
往路は空港のランプバスのような車両だったが、復路は一転してハイウェイバスのような車両だった。
時間の余裕がある場合は、桃園駅の航空会社チェックイン・カウンターで荷物を預けることができる。
台湾・桃園空港の出発ロビー4階に、「円環」風の屋台の店があった。円環というのは、台北にあるロータリーで、ロータリーの真ん中の空き地をいつの間にか食事の屋台や店がぎっしりと埋めるようになり、名所になったところである。
今回は夜市に行って好きなものをいろいろと食べることができなかったが、ここで、牡蛎とフカヒレ入りの麺を食べた。一杯180元でちょっと高いなと思ったが、これが旨いのである。夜市で売っているようなもの(日本風にいえばB級グルメ)を最後に食べることができて、満足した。