Harumichi Yuasa's Blog

明治大学専門職大学院ガバナンス研究科(公共政策大学院)教授・湯淺墾道のウェブサイトです

台湾の政治活動ポスター

2011年09月07日 | 選挙制度
日本では、選挙運動期間中以外の選挙運動は公職選挙法129条により禁止されているが、政党や後援団体の政治活動用ポスターについては、選挙前の掲示制限は特にないとされている。ただし、内容や大きさについての制限がある(公職選挙法143条)。
ところが台湾の場合はその種の制限が緩いらしく、議員や候補者の巨大ポスターを見かけることがある。

これは2011年9月に台北市内(MRT中山國中駅そば)で見かけたもので、簡余晏という民進党の女性台北市議会議員のもの。



簡余晏議員については、Wikipediaに紹介があるほか、Facebookにもページがある。
http://www.facebook.com/yuyen.tw

これは2010年9月に台南で撮影したもので、頼清徳・立法委員(民進党)が台南市長選挙に立候補した際の応援ポスター。



市長選挙は11月27日に行われたが、このときにはすでに立候補を表明した後だった。

こちらは、同じく2010年9月に台南で撮影したもので、台南市議会選挙に立候補することになっていた陳昌輝という候補者のポスター。



彼は「李登輝學校青年領袖班」の出身だそうで、李登輝との関係をアピールするポスターになっている。


これも2010年9月に撮影したもので、高雄市内の莊政博という候補者の事務所。



Wikipediaによると、もともとは秦楊という芸名のタレントだそうで、芸名で検索した方がいろいろなサイトにヒットする。
タレント出身ということもあろうが、ポーズが政治家というよりもアイドルタレントのような感じになっているのが面白い。
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参加費無料 9月11日(日)日本計画行政学会全国大会電子行政ワークショップ

2011年09月07日 | 情報法
電子行政ワークショップに限り、参加費が無料になりました。
私は午前中のパネル討論に参加します。

開催日: 9月11日(日)
会場:  中央大学後楽園キャンパス 5号館2階 5234教室
http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/access/access_korakuen_j.html

プログラム:

午前9時~12時15分
電子行政の推進と課題PartⅠ、Ⅱ(B-4、C-4)  
司会 辻井重男(東京工業大学名誉教授)
基調講演
『クラウドコンピューティングと社会変動』 須藤修(東京大学大学院教授)
パネル討論A
「年金、医療・介護、災害等に対する国民の不安の解消へ向けて」
秋山昌範(東京大学政策ビジョン研究センター教授)
井堀幹夫(東京大学高齢社会総合研究機構、市川市元情報監理官)
遠藤紘一(日本経団連電子行政推進委員会電子行政推進部会長
       リコージャパン株式会社代表取締役会長執行役員)
佐々木良一(東京電機大学教授、デジタル・フォレンジック研究会理事長)
湯浅墾道(情報セキュリティ大学院大学教授、九州国際大学客員教授)

午後13時15分~15時15分
電子行政の推進と課題(D-4)
パネル討論B
「共通番号/国民ID制度を巡って」
司会関口和一(日本経済新聞社論説委員)
井上知義(内閣官房参事官)
大山永昭(東京工業大学総合研究院像情報工学研究所教授)
清原慶子(東京都三鷹市市長)
山本隆一(東京大学大学院情報学環准教授)
廉宗淳((e-Corporation.JP代表取締役社長)
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台湾・高雄の味(4)

2011年09月07日 | 食事
フェリーに乗って、「旗津」というところに行く。
このフェリーは、自転車・オートバイと旅客用。









旗津は海鮮料理店が多いところで、店の前にある水槽やショーケースで食べたいものを選び、調理法も指定して、店の中でいただくというスタイル。









蟹味噌がたっぷりと詰まった蟹、うちわ海老などを賞味した。



さすがにこれは遠慮・・・。



さて台湾の食事の楽しみは「夜市」でいろいろな小品類を食べることだろうと思う。
高雄で有名なのは「六合夜市」で、台北の巨大な士林夜市に比べると規模は小さいが、観光客にはかえって手頃な大きさとなっている。

果物ジュースの店の前に客が並んでいたが、この果物ジュースは馬総統が愛好しているので有名なのだそうだ。





夜市に行くと、かならず担仔麺を食べる。日本でも最近は担々麺を出す店が増えてきたが、担仔麺はなかなかお目にかかることができない。辛いものが苦手な私にとっては、担仔麺が台湾に行くときの楽しみになっていて、滞在中に数度は食べる。



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台湾・高雄の味(3)

2011年09月07日 | 食事
かつて高雄の繁華街だった旧市街に行く。からすみの専門店「東順記」で自宅用とお土産用のからすみを購入。





その後、堀江市場の近くのお茶の店で、阿里山烏龍茶を買う。いろいろと試飲をさせてくれたが、20年前のものという烏龍茶をサービスで少し分けてくれた。20年前のお茶というからカビが生えたりしないのかと思ったら、定期的に乾燥させているので、そういうことはないのだという。







高雄餐旅大学の黄招憲教授ご夫妻とホテル(漢来大飯店)9階のレストラン「福園」で夕食。






どの料理も美味しかったが、特に蛤の澄ましスープは、さっぱりとしているのに蛤の風味が十二分に感じられて、お代わりまでした。食後のデザートのマンゴーも甘みが強い。





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台湾・高雄の味(2)

2011年09月07日 | 食事
三鳳宮の近くの商店街で買い物。
この商店街は乾物や菓子、お茶などの食品関係の問屋が集まっているそうで、小売りもしてくれる。日本産ホタテの干し貝柱(日本で買うよりも安い)、木耳などを買って帰る。









屏東の萬巒という客家の村にある「海鴻飯店」というレストランで豚肉料理。



「猪脚」と看板には書いてあるが、これは豚足のことで、豚足や豚バラを茹でたものを甘いタレで煮込んだものをいただく。
店の前の大きな鍋で煮込んでいる大小さまざまな肉の塊の中から、好きなものを選んで、それを切り分けてもらって店内で食べるというスタイル。



もともとこのあたりは、大陸から移住してきた客家の人たちが住む小さな村だったそうだ。
50年ほど前にこの店の主が客家料理の食堂を始め、二代目の総統である蒋継国が贔屓にしたことで有名になり、最近では観光地のようになっているそうだ。そういえば台湾には、蒋継国が愛好したことで有名になったというレストランが多い。権威主義体制の下では総統の贔屓の店というだけでニュースソースになったのかもしれない。









豚肉のほかに野菜や麺もの(板條という客家料理の麺もの)など何品かを取り、家族みんなでにぎやかに食事をしている人たちが多い。残った肉は持って帰ることができる。

その後、墾丁へ。墾丁は最近では海水浴、ダイビングなどのリゾート地になったが、この近くの海岸には原子力発電所がある。砂浜で海水浴を楽しんでいる人たちの頭越しに原子力発電所の施設が見えている。日本の福島原子力発電所の事故の後、台湾の人たちの間でも原子力発電所の是非がいろいろと議論されるようになったそうだ。




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台湾・高雄の味(1)

2011年09月07日 | 食事
台北のレストランや屋台についての情報は多いが、高雄の情報は意外に少ない。台北から高雄までは台湾新幹線で簡単に行けるようになったので、日本人の観光客がもっと高雄を訪れるようになるとよいと思う。
高雄はホテル代も台北に比べると安いし、南国独特の駘蕩とした雰囲気がある。

今回は高雄の漢来大飯店に宿泊した。











室内の冷房の初期設定が、室温21度にセットされていたのには驚いた。
寒いのなんの・・・。



漢来大飯店43階のブッフェレストランで朝食。このブッフェは高雄では有名らしく、ブログなどにもよく掲載されているが、朝から大好物の担仔麺が食べられるのが嬉しいところだ。









担仔麺の発祥の地とされているのは台南で、辛くないさっぱりとしたスープに豚のそぼろ肉と小さな海老、店によってはもやしが入っている。それに香菜をかけていただく。



この漢来大飯店43階のブッフェレストランは「回数券」があるようだ。10回分の料金で11階食べられるのでお得ということらしい。

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