Harumichi Yuasa's Blog

明治大学専門職大学院ガバナンス研究科(公共政策大学院)教授・湯淺墾道のウェブサイトです

対外経済貿易大学で発表

2011年09月13日 | 情報法
中国・対外経済貿易大学亜洲経済共同体研究院設立記念中日学術シンポジウム(2011年9月12日、於対外経済貿易大学行政楼222会議室)に招請され、研究発表を行った。
テーマは"Protection of Personal Information: Current Situation, Problem and Direction in China and Japan"で、20分しか持ち時間がなかったので、日本が個人情報保護法を制定した背景、個人情報保護制度が貿易その他の経済活動に与える意義、アメリカのセーフハーバー方式との相違点などを指摘した。



今回のシンポジウムで通訳をされたのは、対外経済貿易大学国際経済研究院国際投資室講師の西村友作先生。
西村先生は熊本学園大学のご出身で、その後対外経済貿易大学に留学し、大学院で経済学博士号を取得して、日本人としては初めて臨時採用や非常勤ではなく専任の教員として採用されたとのこと。
http://iie.uibe.edu.cn/teacher/xcyz.html
初めてのケースということで大変なご苦労があったと思うが、先生のご出身の熊本学園大学は私が子どもの頃に住んでいたことのある場所のすぐ近くにあり、「世界は狭い」という思いをした。アメリカの大学に留学し、そのままアメリカの大学で教員として採用されるというケースは以前からあるが、これからは中国の大学に留学して中国で大学教員になるという人も増えてくることだろう。



左・対外経済貿易大学の夏占友教授、右・亜洲経済共同体研究院の劉鋒院長。
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