という過激なタイトルにびっくり。
Twitterである方がつぶやかれてたので知りました。
(この方の検索の速さと深さにはほんと敬服いたします)
「14歳の世渡り術 学校では
教えてくれない人生を変える音楽」という本です。
いろいろなジャンルの方々が、「自分だけの1タイトル」ということで選んでいらっしゃいます。
そのなかで、小路幸也さんという方が、「沢田研二を観ろ」というタイトルで、ジュリーの夜ヒットのDVD を推していらっしゃいます。
この小路幸也さん、わたしはよくわかりませんが、1961年生まれ、広告会社から転じて作家になられたようです。
ジュリー、沢田研二は言わずと知れた歌謡界にその名を残したスーパースターだった。
ミュージシャンとは正面切っては言えない。
彼はシンガーであり、今で言えば、パフォーマーだ。
彼だけのために作った歌を、彼にしか歌えない世界の歌を、沢田研二はドラマチックに歌い上げて多くの人を魅了した。
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過去形で書いてあるところが、ちょっと‥‥‥なんですが、まぁとにかく大絶賛が続きます。
彼の声、容姿、表現力、歌唱力。その全てが時代を引き連れていた。歌謡界が彼を中心に回っていた時代が長く続いた。
「今度はどんな歌なんだろう?何をするんだろう?」日本中が彼の新しい曲に、アクションにわくわくしていたのだ。
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確かに、好き嫌いは別として、みんな注目していたし、知っていたよね。
ジュリー自身は高い音楽性を有していて、やはりミュージシャン指向だったらしい。
それでも、やはり表に出てきたのは希代のエンターテイナーとしての沢田研二だった。本人がいかに自分のやりたいこととの嵬離に悩んだとしても、輝きを放ったのは、歌謡曲を歌うスーパースターの沢田研二。
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かなり省略して書いていますが、歌謡曲は軽んじられた向きもあるけど‥‥楽曲の素晴らしさや輝きはそんなことで失われない‥‥というようなことが書いてあります。
沢田研二を観ろ、と言いたい。映像を観てほしい。そこには日本のテレビと歌謡界が、沢田研二を媒体として作り上げた最高のエンターテインメントがある。
さらに、この方の、ベストアクトは、
サムライ
だそうですが、
他にも、衣装と仕掛けに度肝を抜かれたとして
TOKIO
センスがすばらしい
カサブランカダンディ
曲の素晴らしさが光る
時の過ぎゆくままに
があがっています。
とにかく大絶賛の嵐ですが、
これ、20000円以上するんだよね。
14歳の子たちには買えないでしょう
この年代だと親もあまり持ってないだろうし、おばあちゃんとかもね、ちょっと年代外れてそうだし
観ろ、と言われてもなかなか観られないよな~と。
それより、この本、1260円もするの。わたし、書店で見つけられなくて検索してもらったら、なんとなく買うはめになってしまった
ジュリーの写真は全くないし、ちょっと後悔
立ち読みで十分でしたわ
あ、でも、まじで14歳の子たちに見せてみようかな。
どんな反応するんだろう