別世界

どうやら、意外と多くの人に心配をかけたらしく(自分ではそれほど大変な状態だと思ってなかったけど)
研究室の人たちに気分転換にと連れられて


行ってきました







日曜日ですが中山競馬場







気分転換になるのか？？？
との疑問すら沸かず、とりあえず一日実験とか論文とか考えなくていい日を満喫

いや、意外と面白かったかも。
お金はそれほど賭けなかったけど(全部で600～700円くらいだけ使ってみた)。

むしろ、周りの人達とかメンバーの人達の行動とか見てた。

まさに別世界。
日頃見かけるようなおじさん達が生き生きしてた
競馬場に向かう人の群れは誰も無口で(津軽海峡冬景色風味)
しかしその歩みはきっと、奥さんですらあまり見かけないだろうというほど力強く
ただひたすらに競馬新聞や倍率表を見比べながら、どんな組み合わせで賭けるか真剣に考えてたおじさん達
レースが始まって、お馬さん達がゴールへ近づくと共に、それまでは周りに一切関心を払っていなかったにも関わらず、一斉に同じタイミングでそれぞれの賭け馬の名前を叫びだすおじさん達

これは本気で一つの社会なのかもしれないと思った。


ホント独特。
彼等がひとつのアトラクションって感じ


んで、馬にも性格の違いっていうのがあって
やたらに気合入り過ぎて調教師に一生懸命噛み付こうとしてるやつとか
何があったのかわからないけど異様にしょんぼりしちゃってるやつとか
それまでは順調にてくてく歩いていたのに、暴走族の方々がブォンブォンさせちゃったらショック受けちゃってセツナクなっちゃったやつとか

見てて飽きなかった。

賭けに行ったというより、のんびり見学に行ったという感じでした。



ゴールの瞬間に会場全体が一体となるたびににやにやする私は
競馬場で一番の不審者だったに違いない。



ちなみに結果は２人(１人は1000円くらいの勝ちでもう１人はどっこいどっこい)を除いて惨敗だったみたい。

ん～どんまい