真の動物福祉牧場を目指して

愛の如く赤裸々 ➁

 今回は、ジミヘンの代表曲「Bold as Love」を解説します。

 この曲は「Summer Snow」と共に「散」章のテーマソングにしたいと思っており、「夏の雪」が単純明快な歌なのに対して、「愛の如く赤裸々」は直訳では殆ど意味不明です。

 なので意訳する必要があり、私はこの曲を何十回か聞いて、その内に伝わって来た感じを表させて貰います。

 

ーー  俺は怒る!目の前にそびえ立つ奴らの笑顔に

  奴らはアヘン色に輝く金属の鎧に縛られて、嫉妬と羨望の気持ちを抱いている

  我らが燃えるような麻色の服を着た女王は、深い草の大地で奴らを嘲る

  君は命の青き水、それを理解する者には惜しみなく与える

  昔は幸福だった宝石色の軍隊は、君に従い奴らと対峙する

  だけどなんで、ずっと戦いは続いているんだろう

  だって奴らも結局は、愛の如く赤裸々だから

  そう、彼等はみんな愛の如く赤裸々さ

  ただ祖先の英知に尋ねてみなよ

 

  俺の赤き種族、それは自信に満ちてハジケてる

  勝利のトロフィーと高揚感のリボンを身に着け

  若者はオレンジ色の肌で勇気に溢れている

  しかし社会に出たとたん、そこはとても不安定で

  俺がまだ黄色いウブな頃は、まったく穏やかじゃなかった

  とにかく今、こんなに奮える気持ちで言おうとしているのは

  俺のすべての感情がずっと心を掴んでいるように

  この命を虹のような君に捧げると

  だって俺はもう、愛の如く赤裸々だから

  ああそうだ、愛の如く赤裸々さ

  ただ先祖がそうであったように

  彼は俺のすべてを知っている

  そうさ!      ーー

 

 この後に、歌よりも長くて熱いギターパートに入りますが、それは戦闘でチベット人達が散って行くシーンにぴったりかと思います。

  

  

  

  

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