今戦いの焦点と成っているヘルソン州では、住民の99%がロシアへの併合を支持した(?)為、ウクライナの反転攻勢に遭ってロシア領へ退避させられております。
彼等の人生が「戦争と屈折」の運命を免れ得ないのは明らかに思え、男ならば自国民と戦わされる可能性も大いにあります。
絶望した彼等が、稼働中のザポリージャ原発にミサイルを撃ち込まないコトを願います…
ウクライナは既にチェルノブイリの惨劇を経験しており、その半径50kmは未だに人が住めません。放射線Q&A10:チェルノブイリ原発事故の放射能汚染は福島第一原発事故と比べるとどうか? | 会津若松市
ここではEM研究機構も共同研究を行い成果を挙げておりますが、それについては話が逸れるので初期のブログに譲らせて貰います。
「戦争と屈折」には様々なパターンがあり、侵略軍のロシア人との結婚を拒めなかったウクライナ女性も多く存在します。
これは戦争の典型的な事例で、そうした夫婦が果たして上手く行くのかは、文学的なテーマ(主題)と成り得るでしょう。
セイとアッシュル-ナツィルパル二世(長いので以降パルとする)の結婚もそうしたテーマを念頭に置いており、「性の平等」は人類の進化に於いて欠かせないテーマかと思います。 セイとパルの結婚は、出来るだけ幸福なモノにしたいと思います…
もう一つ「人類の進化」というテーマで欠かせないのは「子供の権利」であり、大人達がそれを規定したり奪ったりするのは、進化の原理に反します。
これは非常に大きな「文学テーマ」と成っており、映画にまで昇華した作品としては「コルチャック」が挙げられます。
これはポーランドでユダヤ人の孤児院を運営した文学者の名で、彼は子供達と一緒にガス室で亡くなりました。
その最期まで映画では描かれていませんが、文学では残っているので参考にしたいと思います。