ちょっと早足になりますが「未来映画」を7本挙げて、なるべく私の物語にリンクさせます。
1本目はこのジャンルでは恐らく1番人気の「アバター」とし、「ツー」はまだ観ていないので「ワン」から語ります。
これはかなり遠い未来の物語なので、あまり私の近未来物語「Sun」とはリンクしませんが、アバター星の原住民が曾てのネイティブ・アメリカンのライフスタイルをモデルにしている点は参考になり、近未来ではネイティブ-ライフが流行するとします。
2本目はこれも人気作の「インセプション」とします。
このディカプリオと渡辺謙が共演した近未来映画はとても参考になり、夢の中に入り込んで考えを変えさせる、というアイデアは斬新です。
近未来の混沌とした世界も良く描かれており、夢の最終ステージの雪山ではモーターパラグライダーによる格闘シーンがありますが、こうした空戦を「惨」章で描こうと思っています。
3本目は「インターステラー」にし、これは恐らく最もリアルに近未来の危機を描いた作品でしょう。
そこでは気候変動によって作物が育たなくなった世界が描かれ、人類は他の惑星を開拓する必要に迫られます。
主演はハリウッド1の知性派俳優マシュー・マコノヒーで、彼は宇宙モノでは最高傑作とされる「コンタクト」でも準主役でしたが、それを超える壮大なスケールの映画に挑みました。
4本目は日本からとし、未来モノと言えばやはり「エヴァンゲリオン」が筆頭に上がります。
人類を滅ぼそうとする使徒との戦い、というストーリーは荒唐無稽ですが、未来では東京が海の下で長野県の野辺山高原が首都になっていたり、アスカ惣流ラングレーなんて名前のキャラが主役級だったり、ペンギンがペットとして人気になっていたりと、ディテール(細部)が濃く描かれているのが人気の秘訣の様です。
5本目は「her」とし、これは人工知能とのバーチャル恋愛を描いた名作です。
近未来ではやはりAIの存在感が増して、それは遂に「愛」の感情を持つまでに至ります。
しかし人間とAIとの間で本当に愛が結ばれるのか? なかなか哲学的なテーマの映画と言えます。
6本目は「コンテイジョン(感染)」で、これはパンデミックによって人類が滅亡の危機に晒される話です。
コロナの流行はもうだいたい治まりましたが、ウィルスや病原菌は薬剤に打勝とうとしてより強く進化しているので、人類はいつかその力に屈するかも知れません。
この映画ではバナナ農場での多量の農薬散布が耐性ウィルスを生んでおり、これは現実でも実際に起こっているコトです。
最後の7本目は気楽なエンタメ作の「バック·トゥザ·フューチャー」にします。
これは大ヒットして主演のマイケル·J·フォックスは一躍スターになりましたが、彼自身はもっとシリアスな社会派ドラマに出たかった様で、その望みは「カジュアルティーズ(犠牲者たち)」で叶えられました。
ここでマイケルはベトナム戦争のトラウマに苦しむ青年を演じ、それは部隊員たちのベトナム人女性に対する暴行を止められなかったトラウマです。
その部隊の隊長役はマシュー·マコノヒーで、加害者でありながら結局は犠牲者になる青年を上手く演じています。
こうした名作の主演を果たして順風満帆のマイケルでしたが、彼は30才にして
パーキンソン病に罹ってしまいます。
この病気は高齢化社会ではパンデミックと言われるほどに増えていますが、未だに原因は不明で予防も完治も不可能とされています。
しかし、最新の超微量ミネラル療法によってこの難病が回復に向かったという報告が成されており(「超ミネラルがあなたの健康を守る」)、全ての慢性病には必須ミネラルの欠乏が根本的に関わっているコトが解って来ました。
人体の必須ミネラルの数と量は未だに解明されていませんが、それは最も根源的な医学テーマであり、その認識は高まって来ていて研究も加速しています。
おそらく2059年頃にはもうパーキンソン病は予防できる病気になっており、その未来に回帰していればマイケルは全てのパーキンソン病の犠牲者を救うコトが出来たかも知れません。