訪れるのは何回目になるだろう。3回目かな。私は東京の杉並区井草にあった、いわさきちひろさんの自宅・アトリエの近所に住んでいました。そして、亡くなられたあと、そこは、小さな美術館になりました。最初の頃は、自宅・アトリエをただ開放したようなものでした。よく、行きました。青年教師にとって、子どもを大切にする心を学びました。その後、改装を重ね東京の ちひろ美術館も立派になりました。そして、安曇野は広々して、ゆったりしています。アルプスに囲まれています。そんな中で、ちひろさんの絵を見るとまた違って見えるのが不思議です。表現に広がりを見せてくれます。この年になると、ちひろさんがどういう人生体験と技法獲得の中であのようなステキな絵を描くようになったかということに深く興味を持っています。やさしいタッチの絵は、たくさんの情熱と苦悩、天性と修養に裏打ちされているのです。そんなことがわかると、毎年使っているちひろカレンダーの絵を見る目が変わってきます。
また、心洗われて帰ってきました。
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